建築家・設計事務所のブログのこつ

分離発注で建築に取組むオープンネット会員や一般の建築家 設計事務所にBLOGのコツやSEO対策を実験し紹介。

格差が問題ではなく

2006-05-31 11:10:47 | オープンシステム オープンネット

以前に住宅需要に絡めて断層世代のことについて書いたけれど今日はそれを少し蒸し返して・・・。
特に失われた10年と呼ばれる時期に就職時期を迎えた世代の人たちの間で
所得格差が大きくなっている。
これはよくマスコミでも取り上げられるし、周辺を見回してもそういう傾向に
あることは実感できる。

かといって低所得の人がとても貧しいかといえばそうでもなく
意外とあっけらかんと過ごしていたりする。
逆に高所得の人は仕事に追われてげっそりしていたりする。

こうなってくると所得格差自体を問題視する必要は個人レベルでは全くないように思う。
結局格差が出来て困るのは政策を裏付ける税収を確保しなければならない
「国や地方自治体」というレベルだけである。
極言すれば収入が少ないと将来の経済的困難が予想されるなどというのは、
社会やライフスタイルの変化を読み取れない人間のナンセンスな主張だ。

断層世代は金が無いならないなりにやっていこうという発想をする(場合が多い)。
悪くいえばハングリー精神に欠けているし、よく言えば身の程の生活をすることに抵抗が無い。

結局問題なのは努力をしてもあるいは努力のしようが無く
格差の一番下に位置せざるを得ない状況にある人、
例えば傷病者、障害者、体力の弱ってしまった人、そして働いているにも関わらず収入が極少ない人
これらの人々が最低限満足できる生活を送るための支援や制度などの
セーフティネットをどのように整備するかということだと思う。

格差自体の問題ではないと思う。
そういう意味では収入が少ない人でもある程度満足して暮らせる
低コストの住宅というのも現状以上に必要とされてくると思う。

すずめは益鳥か害鳥か?

2006-05-30 14:01:51 | 建築家 設計事務所

昔はすずめは稲穂を食べるので害鳥だといわれてきた。
でもよくよく調べてみると稲穂を食べる料に較べて
畑や田んぼの虫やその幼虫を食べるため益鳥だということで現在は考えられている。
つまり「考えられて」いたことは事実に基づいていたわけでなく
単に「考えられて」いたことに過ぎなかったのです。

そんなことは他のことでも良くあることではないか?
「自然に優しい有機農業」は実際には近隣河川などの水質悪化の原因になる場合もあるし
「環境・省エネを配慮したリサイクル」はリサイクルする負荷を考えると
必ずしも環境によいことばかりでもなく、却ってエネルギの無駄遣いになってしまうこともある。

「考えられている」ことが本当に事実に基づいているのか?
それはただ「考えられている」ことではないか?
時には疑ってかかることも必要だと思う。

気を遣ってもらえると嬉しい

2006-05-29 09:07:36 | オープンシステム オープンネット

土日は友人の結婚パーティのため広島へ。
インターネットカフェででもブログをつけようと思って行ったけれど、
見つけられずに結局土日は書けなかった。
やはり出先では勝手が悪い。

結婚パーティは小洒落た感じの会場でゆったりとイタリアンを頂く。
美味。
そして二人の最初の共同作業で切られたケーキを頂く。
意外と美味。
何年ぶりかであう友人たちとも話も弾み楽しく良いパーティだった。

が、一点だけ難が・・・。
アクセスが悪い。
最寄の駅から徒歩20分くらい。
郊外なのでタクシーに乗るのもままならず、結局徒歩。
私は歩くのは苦にならないので行きはそれほど気にならなかった。

しかし悪いことに帰りは土砂降りの雨。
足元はびっしょりと濡れたまま、友人たちは新幹線に私はホテルに。

パーティそのものが最高だっただけに、朱点をポツリと打つような欠点が余計に気になった。
ほんの少し気を遣ってもらえればパーフェクトだったのだけど。

提言はべき論ではなく行動計画でなければならない

2006-05-26 11:20:11 | オープンシステム オープンネット

国会では今後かなり重要な法案が審議されるようだ。
そんなときに良く出てくるのが「べき論」。
道徳心を養うべき、憲法を維持するべき、政治改革をするべき・・・。
困るのは「べき論」に対しては「そうですね」というか「違うんじゃない?」
としか言いようがないこと。
どちらにしても思想的な主張となる。

一方法律というのは非常に実際的なものだから「○×すべき」ではなく
「○×する」、「○×しなければならない」、「○×は△□で罰する」
という行動のレベルに落とし込まなければならない。
つまりそのプロセスを経たものが「法案」という一つの提言。

思想は重要だと思うけれど、かといって他人の思想を変えるのは提言ではなく啓蒙。
マスコミを見ていると提言と称して啓蒙しようとしているのではと思えるような言説がしばしば見られる。
啓蒙も大切、何故なら提言の根本をなすのは思想だから。
しかし提言と混同してしまうと物事に支障をきたす。
例えば混乱する国会のように・・・。

それは国会に限らず、あらゆる団体でも共通の事情かもしれない。
そういう意味で「提言は行動計画でなければならない」と私は思っている。

こんな苦労をしているのは私だけ・・・

2006-05-25 10:59:06 | オープンシステム オープンネット

私には人に言えない苦労がある。
言えないので書かないけれどこんな苦労をしているのは世の中で私だけだと思う・・・。

って、絶対にそんなことはない。
自分の身の回りに同じ苦労をしている人はいないかもしれないけど
広い世の中同じような苦労をしている人は沢山いる(と思う)。

そう考えればどの苦労も「人並みな」苦労になる。
だからといって楽になるものでもないけど、少しは耐える気になるのはなんでだろ?

気づかないことには気をつけようがないのだが・・・

2006-05-24 10:57:52 | 建築家 設計事務所

そろそろ汗ばむような陽気の日がある時期になった。
昨日はそれほど気温は高くなかったのだけれどむしむしと汗ばむ一日だった。
帰宅の電車で私は珍しく座っていたのだけれど
あとから隣に座った太りぎみの男性が・・・、汗臭かった。
私は思わず席を立って少し移動してしまった。

別に不潔にしている様子でもなかったのだけれど、なかなか強烈だった。
体臭って自分では気づきにくいものだから気をつけようがなかったのだろうけど・・・。

いろいろな事があるけれど改善するにせよ改革するにせよ
まずはそれがあることを気づく・見える・認識することがまずは最初だと実感。

ミス対応のこつ

2006-05-23 11:35:22 | オープンシステム オープンネット

私はことあるごとにミスをする。
ミスをリカバリーすることは当然で
その対応はやはり大変なのだけれど、次の3点を注意している。

・まず頭を下げて、明確に謝る。
・ミスの原因と内容を説明をする。但し言い訳にしない。
・腹が立っても逆切れしない。

でも人間が出来ていない私はなかなかこれが出来ないのですよね。
困った。

ちょっとした対応が大切

2006-05-22 10:25:10 | 建築家 設計事務所

一昨日に宅配便を待っている話題を書いた。
午前中に届くはずの荷物が午前中に届かないので営業所に電話。
つながらない。

再度電話。
今度はなかなかでない。
どうなってんねん!

しつこく待っているとやっと出た。
荷物の件を話すと「ミス」でトラックに積載していないとの事。
そりゃ届かない。
結局夜20~22時の便で再配達してもらうように依頼。
その応対はまずまず及第点。

某社の株主優待の配送だったので、もし対応が悪かったら株主のメッセージで
「○×を配送に使うのはやめてくれ」
と書こうかと思ったがとりあえず止めた。

教訓「小さなミスは必ずある。ミスが問題ではなくその後の対応が大切。」

居眠りの快感

2006-05-21 18:04:58 | オープンシステム オープンネット

今日はオフなのでゆっくり過ごし、先ほどまで居眠り。
居眠りは何故こんなに気持ち良いのだろう。
一つには夜の睡眠と違って深すぎないことが一因かもしれない。
深い眠りは気持ち良いけど、深すぎるとそれを実感することが出来ない。

ひょっとして色々なことの満足感も同じかもしれない。
幸せ過ぎると幸せに気付かない…、そんなこともあるような。

待つことと待たせること

2006-05-20 11:24:13 | オープンシステム オープンネット

先日届いていた荷物の再配達を依頼していたのでそれを待っている所。
私は待つのも待たせるのも嫌いなのですが特に待つのが嫌いなのでちょっとイライラ。
世の中時間励行の人ばかりではないのでイライラすることもしばしば。
地方性もあるのかもしれませんが…。

ともあれ待つしかないのですけど。
自分が他人を待たせないように気をつけねばと改めて思う今日この頃。