イケメン王宮のイベント「Princess Honeymoon」レオ編です
以下ネタバレ
---------------------
ある夜…
私は風にのって聞こえてくる華やいだ声に耳をすませる。
「すごく賑やかな声…。お祭りをやってるのかな」
レオ「行ってみる?」
「いいの?」
レオ「いいよ。俺もお祭りをカレンちゃんと楽しみたいし」
「ありがとう。レオ」
(…最初の夜にお祭りがあるなんて、楽しい旅行になりそう)
微笑んでレオを見つめたその時…
一人の子供が近付いてきて、私に花冠を差し出す。
男の子「これ、やる」
「えっ、私に?」
受け取ると、男の子は頬を真っ赤にして走っていってしまう。
(何だったんだろう……)
(でも…可愛いな)
顔を綻ばせて花冠を見つめていると、レオが眉を寄せて呟く。
レオ「まいったな」
「え?」
レオ「いや、なんでもない」
レオ「行こうか」
(今、レオは何を言おうとしてたんだろう?)
賑やかなお祭りの出店通りを抜けると、潮風が頬を撫でる。
レオ「お祭り、楽しかった?」
「うん!」
レオ「よかった。そういえば、カレンちゃん、ずっと笑ってたしね」
(レオ、ずっと私のこと見てたんだ…)
少し恥ずかしくなって、まつ毛を伏せる。
「…少し、はしゃぎすぎたみたい」
レオ「構わないよ。楽しんでるカレンちゃんを見てるだけで俺も楽しい」
レオはふわりと柔らかな笑みを浮かべる。
レオ「でも、さっきまで周りに人がいたから…今度は二人きりで海辺を歩きたいな」
レオ「せっかくだし、二人きりで過ごしたい」
「うん…」
レオが手を繋ごうとしたその時、私の手元で微かな音がした。
(そういえば…)
男の子からもらった花冠をそっと持ち上げる。
「どうして私にくれたんだろう」
すると、そばでレオは小さく息をつく。
レオ「この国では、この時期花冠をあげるってことは」
レオ「君のことが好きって意味なんだよ」
「えっ」
(知らなかった…)
男の子の顔が赤く染まっていた理由がわかり、私の顔も熱を帯びて行く。
ふいに、レオの指先が熱くなった頬をなぞる。
レオ「…妬けるな」
「でも、こどもだよ……」
レオ「子供でも、関係ないよ」
レオの手が、私の後ろにあった岩に置かれ、腕の中に閉じ込められてしまう。
(レオ…?)
顔に影が落ち、見上げた視線の先には熱っぽいレオの瞳がある。
レオ「カレンちゃんは、俺の花嫁さんでしょ」
レオ「俺だけのものにしたい」
吐息まじりの言葉と共に、唇が塞がれる。
「んっ…」
レオ「今夜はカレンちゃんのこと、独り占めしたい」
レオ「…だめ?」
言葉を紡ぐ間もなく、レオは私の身体を抱きしめる。
ゆっくりと砂浜に押し倒され、星空を背にしたレオが囁く。
レオ「…カレンちゃんを俺のものにしたい」
「だめ…じゃない」
頬を染めたまま答えると、レオのキスが優しく降ってくる。
レオ「好きだよ」
甘い感触に身をゆだねる私の耳には、静かな波の音が響いた…―。
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おわり
無課金派の私も利用しているアバターが買えたり、
ガチャが回せたり、彼目線のストーリーが買える裏ワザ!
↓↓↓
イケメン王宮★裏ワザ1
イケメン王宮★裏ワザ2
イケメン王宮★裏ワザ3
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私は風にのって聞こえてくる華やいだ声に耳をすませる。
「すごく賑やかな声…。お祭りをやってるのかな」
レオ「行ってみる?」
「いいの?」
レオ「いいよ。俺もお祭りをカレンちゃんと楽しみたいし」
「ありがとう。レオ」
(…最初の夜にお祭りがあるなんて、楽しい旅行になりそう)
微笑んでレオを見つめたその時…
一人の子供が近付いてきて、私に花冠を差し出す。
男の子「これ、やる」
「えっ、私に?」
受け取ると、男の子は頬を真っ赤にして走っていってしまう。
(何だったんだろう……)
(でも…可愛いな)
顔を綻ばせて花冠を見つめていると、レオが眉を寄せて呟く。
レオ「まいったな」
「え?」
レオ「いや、なんでもない」
レオ「行こうか」
(今、レオは何を言おうとしてたんだろう?)
賑やかなお祭りの出店通りを抜けると、潮風が頬を撫でる。
レオ「お祭り、楽しかった?」
「うん!」
レオ「よかった。そういえば、カレンちゃん、ずっと笑ってたしね」
(レオ、ずっと私のこと見てたんだ…)
少し恥ずかしくなって、まつ毛を伏せる。
「…少し、はしゃぎすぎたみたい」
レオ「構わないよ。楽しんでるカレンちゃんを見てるだけで俺も楽しい」
レオはふわりと柔らかな笑みを浮かべる。
レオ「でも、さっきまで周りに人がいたから…今度は二人きりで海辺を歩きたいな」
レオ「せっかくだし、二人きりで過ごしたい」
「うん…」
レオが手を繋ごうとしたその時、私の手元で微かな音がした。
(そういえば…)
男の子からもらった花冠をそっと持ち上げる。
「どうして私にくれたんだろう」
すると、そばでレオは小さく息をつく。
レオ「この国では、この時期花冠をあげるってことは」
レオ「君のことが好きって意味なんだよ」
「えっ」
(知らなかった…)
男の子の顔が赤く染まっていた理由がわかり、私の顔も熱を帯びて行く。
ふいに、レオの指先が熱くなった頬をなぞる。
レオ「…妬けるな」
「でも、こどもだよ……」
レオ「子供でも、関係ないよ」
レオの手が、私の後ろにあった岩に置かれ、腕の中に閉じ込められてしまう。
(レオ…?)
顔に影が落ち、見上げた視線の先には熱っぽいレオの瞳がある。
レオ「カレンちゃんは、俺の花嫁さんでしょ」
レオ「俺だけのものにしたい」
吐息まじりの言葉と共に、唇が塞がれる。
「んっ…」
レオ「今夜はカレンちゃんのこと、独り占めしたい」
レオ「…だめ?」
言葉を紡ぐ間もなく、レオは私の身体を抱きしめる。
ゆっくりと砂浜に押し倒され、星空を背にしたレオが囁く。
レオ「…カレンちゃんを俺のものにしたい」
「だめ…じゃない」
頬を染めたまま答えると、レオのキスが優しく降ってくる。
レオ「好きだよ」
甘い感触に身をゆだねる私の耳には、静かな波の音が響いた…―。
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