。*.☆ぱちょのイケメン王宮ブログ☆.*。

iPhone版イケメン王宮にハマりました!!現在攻略中ー(^^)

*White Day Fantasia アランvsシドルート シド編Premiere End*

2014-03-19 14:00:51 | イケメン王宮☆White Day Fantasia

イケメン王宮のホワイトデーイベント、「White Day Fantasia」

アランvsシドルート シド編のプレミアエンドです



以下ネタバレ




------------------------------



「分かった…シドがそう言うなら」

「我慢する…」

(シドの言うとおり、私はプリンセスだもん…)

(ウィスタリアのためなら、このくらい我慢しないとダメだよね…)

泣きそうな顔を見せないように、シドに背を向けて

私は急いで部屋を出て行ってしまった…―。


そして、残されたシドは、

複雑な表情を浮かべると、小さく舌打ちをした。

アラン「くそっ……」



その夜更け…―。

昼間のこともあって寝つけずにいた私は、

部屋でぼんやり考えごとをしていた。

(お披露目式までいろいろ準備しなくちゃ…)

(大丈夫、ちゃんとできる……)

心を決めて椅子から立ち上がると、不意にノックの音が響いた。

「はい?」

扉を開けると、そこにはシドが立っていた。

アラン「………」

「シド…どうしたの?」

シドは私をちらりと見ると、仏頂面をしたまま口を開いた。

アラン「今夜はここにいさせろ」

シドはそう言うと、後ろ手にドアを閉めた…―。

(今夜…?)

「でも……」

急なことに、気持ちの整理がつかず、私が戸惑っていると

シドはふっと笑って、強ばった表情を崩した。

アラン「そんな顔すんな」

アラン「いい女が台無しだろ」

そして私に歩み寄ると、いつものように頭を撫でた。

アラン「……他の男と口づけするなんて、俺だって嫌に決まってる」

アラン「こんなに近くにいるのに、惚れた女を可愛がれないなんてよ」

シドはそう呟いて、私の顎に手をかける。

でも、そのシドの瞳は、心なしかいつもより寂し気に見えた。

(シド……)

シドはそのままゆっくり私の顔を引き寄せたけれど、

ふと、その手を途中でとめてしまった。

「……うん」

(やっぱり、触れられない……)

その様子に私も悲しくなってしまい、

俯いて、涙が出そうなのを必死にこらえていた。

アラン「………」

すると、シドは突然私の体を抱き上げた。

「えっ、シド…?」

アラン「せめて、これぐらいならいいだろ」

そう言って笑うと、私をベッドまで運んで、優しく体を下ろした。

アラン「何もしねえから、安心して眠れ」

シドは私と一緒にベッドに横たわると、

後ろから抱き締めて、ぽんぽんと頭を叩いた。

(シド、優しい…)

「うん……」

私はシドの体のぬくもりに包まれて、いつしか眠りに落ちて行った…―。



早朝…―。

私はベッドで一人、目を覚ました。

「シド……?」

小声で呼んでみたけれど、

一緒に寝たはずのシドの姿は見当たらない。

(どこに行っちゃったんだろう…)

私が不安な気持ちになっていると、

部屋がノックされて、ユーリが現れた。

ユーリ「カレン様、いよいよ今日だね」

ユーリ「お披露目会、支度をしてね」

「うん…」

ユーリは慌ただしく部屋を去り、

ドアが閉まる乾いた音が部屋に響いた…―。



そして私は、身支度をして部屋を出た。

新しいドレスで廊下を行くと、

謁見の間の扉の前で正装をしたアランが私を待っていた。

シド「……」

(アランも、いやだろうな…申し訳ない…)

「…アラン、今日はよろしくお願いいたします」

私がお辞儀をすると、アランはにやっと笑った。

シド「よそよそしいセリフ、言ってんじゃねえよ」

そう言って、アランは私の腰を抱き寄せる。

「え?」

シド「お前は、俺の女だろ」

その見覚えのある振る舞いに、私は呆気にとられてしまった。

(もしかして……?)

「もしかして、シド…?」

わたしがそう尋ねると、シドはまたにやりと笑って頷いた。

「戻ったの……!?」

シド「お前に手出しちまいそうだから、夜中に起きて部屋に戻ったんだよ」

シド「…で、起きたら戻ってた」

「え、それって……」

驚いて私が言葉を失っていると、

謁見の間から、ファンファーレが響いてくる。

シドはそちらをちらりと見やってにやりと笑うと、私の腕を取った。

シド「さあ、行くぞ」



その後…―。

お披露目式は問題なく執り行われて、

シドと二人、服を着替えるために、私は部屋に戻ってきた。

(まだ、信じられないな…)

当のシドは、ソファで紅茶を飲みながら、くつろいでいる。

私はその様子を、まじまじと見つめていた。

シド「あ?何見てんだよ」

私の視線に気づいて、シドは怪訝そうな顔をした。

「ううん」

(こんな何気ない軽口が、こんなに嬉しいなんて…)

口元が自然とほころんでしまう。

「…良かった、本当に戻ったんだね、シド」

私はシドに近寄ると、嬉しさのあまり、その頬に軽くキスをした。

シド「お前、戻った途端にずいぶん大胆じゃねえか」

シドは一瞬驚いたように目を見開いた後、

がばっと身を起こすと、私の腕を掴んだ。

「えっ」

シド「今ので完全に」

シド「どーなっても知らねえぞ」

そのままシドに腕を引っ張られると、

私はソファに押し倒されてしまった…―。


「…シドっ」

シドは体をひるがえして、私を組み敷くと、

ぎりぎり触れそうな距離に顔を寄せて、低い声で囁いた。

シド「誘ったのはお前だからな」

私は途端に顔が熱くなり、鼓動が早くなる。

体を起こそうと身をよじっても、

シドに両肩をがっちり押さえられて身じろぎもできなかった。

「シド、だめだよ、ドレスがしわに…」

照れくさくて、わざと目をそらしてそう言うと、

シドは私の顎に手を添わせた。

シド「じゃあ脱がせてやる」



シドはそう言って、ドレスのボタンに手をかけた。

「…!」

私は恥ずかしくて、とっさにその手を抑えてしまう。

シド「…カレン」

シド「これ以上我慢できるわけねえだろ」

シドの熱い囁きが耳元に落ちて、

私は力が抜けたようにそっと手を離した。

シド「…いい子だ」

シド「お前に触れられなくて、どうにかなりそうだった」



シドは目を細めて、私の唇を指でなぞると、

そのまま深く口づけた。

(シド…)

シドは深く唇を貪りながら、

その長い指で私の胸元をまさぐって、ドレスのボタンを外していく。

(あ…)

鎖骨や胸元があらわにされ、

シドは食らいつくように、そこにも激しいキスを続けた。

「シド…」

恥ずかしさに私が身をよじってしまうと、

腕をさらに抑えられ、体を開かれた。

「あっ…」

シド「全部見せろ」

シドは確かめるように、私の体のあちこちを丁寧に撫でると、

その一つひとつに、濡れた唇で噛みつくようにしるしをつけた。

「シドっ…」

皮膚が焼けるような熱い感覚に、体がしびれていく。

そしてシドは私を見下ろしながら着ている服を脱いで、

私の腿の間に、その体を滑り込ませた。

(……っ)

たまらなくなって、シドの背中に手を回す。

シド「…愛してる、カレン」

シドが私を抱きしめながら、苦しそうにそう囁いた。

「私も…」

きれぎれに私は答える。

(きっとどんなシドでも…私は愛してしまう…)

私はシドの動きに身を任せながら、

うっとりと目を閉じた…―。



-------------


おわり


そういえばシドからはホワイトデーのお返し、もらってないな…

無課金派の私も利用しているアバターが買えたり、
ガチャが回せたり、誕生日の特別シナリオが買える裏ワザ!
↓↓↓
イケメン王宮★裏ワザ1
イケメン王宮★裏ワザ2
イケメン王宮★裏ワザ3

最新の画像もっと見る