本格的にバイオガソリンがレギュラーガソリンと同様のオクタン価で市場に出回ることになった。
しかし頭にバイオがついただけで、何がいままでのガソリンと違うのかがよくわからないという方に簡単な紹介をしておきます。
1. バイオガソリン(バイオETBE配合)って何ですか?
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、従来のレギュラーガソリンに植物を原料の一つとするバイオETBEを配合したものです。バイオガソリン(バイオETBE配合)もJIS及び品質確保法の規格に沿ったレギュラーガソリンです。
2. バイオガソリン(バイオETBE配合)とレギュラーガソリンは何が違うのですか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。従来のレギュラーガソリンと同様の方法で取り扱うことができます。
3. いまなぜ石油業界はバイオガソリン(バイオETBE配合)の販売(流通実証事業)を開始したのですか。
A. 日本が条約で国際的に公約した2010年における温室効果ガスの削減目標に向けて、石油業界として日本政府の設定した目標に協力するためにバイオガソリン(バイオETBE配合)の販売(流通実証事業)を開始しました。
4. バイオガソリン(バイオETBE配合)は「環境にやさしい燃料」と言っていますが、何が環境にいいのですか。
A. 地球温暖化防止のための国際条約(京都議定書)の考え方により、自動車などでバイオガソリン(バイオETBE配合)を使用すると、これに含まれているバイオETBE相当分は温室効果ガスの発生を抑制できると考えられます。この効果によってバイオガソリン(バイオETBE配合)は地球温暖化防止に貢献できる「環境にやさしい燃料」といえるのです。
5. 一般に「高濃度アルコール含有燃料」と言われている燃料との違いは何ですか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。一般に「高濃度アルコール含有燃料」と呼ばれている燃料は、ガソリンやナフサに対してアルコール類及びエーテル類を大量に(全体の50%を超える割合で)混ぜた燃料で通常の自動車用燃料として販売されているものであり、品質確保法の規格から外れています。
6. あらゆる自動車に、従来のレギュラーガソリンと同様に給油しても問題は起きませんか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。従来のレギュラーガソリンと同様の方法で取り扱うことができます。
7. ハイオクガソリン仕様車にバイオガソリン(バイオETBE配合)を給油しても問題は起きませんか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。ハイオク仕様車についてはハイオクガソリンに最適化されて設計されていますので、ハイオクガソリンを給油することをお勧めします。
8. 従来のレギュラーガソリンと比較して、バイオガソリン(バイオETBE配合)の燃費は変わりますか。
A. 従来のレギュラーガソリンと比較して、バイオガソリン(バイオETBE配合)の燃費は殆ど変わらないと考えられます。
9. バイオガソリン(バイオETBE配合)のオクタン価はどうなっていますか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。レギュラーガソリンの規格のオクタン価「89.0以上」を満たしています。
10. バイオガソリン(バイオETBE配合)には、どれくらいのバイオETBEが配合されているのですか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。品質確保法ではガソリンにETBEを配合する場合には8%程度が上限と規定されており、バイオガソリン(バイオETBE)はこの規格を満たしています。
11. バイオガソリン(バイオETBE配合)を使用すると、どの程度の温室効果ガスを削減できるのですか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)を給油して走行した場合、国際条約である京都議定書のルール(カーボンニュートラルの考え方)によって、その車から排出される温室効果ガス(二酸化炭素)の削減効果が最大約3%程度期待できます。
12. バイオガソリン(バイオETBE配合)を自動車の燃料として使用した場合に、バイオガソリン(バイオETBE配合)のせいでその自動車にノッキングの増加など乗り心地の悪化や、故障の増加など悪影響は出ませんか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。品質・性能も従来のレギュラーガソリンと変わらないので、乗り心地の悪化や、故障の増加など、自動車に特段の悪影響を及ぼすことはありません。また石油業界と自動車業界が共同で実験し、自動車にバイオガソリン(バイオETBE配合)を使用しても、何ら問題が無いことを確認しています。
<上記は石油連盟HPから抜粋> 詳細は www.paj.gr.jp
レギュラーガソリンのオクタン価については海外と日本で、ガソリンのオクタン価の規格が違うのはご存知の方も多いはず。
オクタン価についてはとても奥が深い為、おおまかな説明になってしまうが参考程度にご覧ください。
1.欧州系の輸入車の場合
欧州では、レギュラーガソリンのオクタン価は、94RON。
日本のレギュラーガソリンのオクタン価は、91RON。
そのため、日本のレギュラーガソリンでは、欧州系の輸入車の要求するオクタン価に満たない為、ハイオクタン(96RON)を入れることになる。
日本と同じ91RONも欧州でも存在するが、ほとんど給油所ではおいてないケースが多い。
そのため、欧州の自動車は、94RONにあわせて生産されている。
したがって、日本に輸入される高級欧州車はハイオクガソリン仕様が多い。
2.アメリカ系の輸入車の場合。
アメリカでのレギュラーガソリンのオクタン価は87AKI(91RON)となっている。
そのため、アメリカ産の自動車でレギュラー使用の場合は、日本のレギュラーガソリンが使用できる場合がある。
ただ、日本に輸入されるアメリカ車は、ハイオク仕様のハイパフォーマンスエンジン搭載車が多いため、
ハイオク指定車がやはり多いのが現状となっている。
ちなみに、オクタン価の表記の仕方は大まかに分けて3種類あるようで、
「RON」は、「Research Octane Number」の略で、中低速域で計測した場合のオクタン価。
「AKI」は、「AntiKnock Index」の略で、RONとMONのオクタン価の平均値とされる。
「MON」は、 「Motor Octane Number」も略で、高速域で計測した場合のオクタン価ということだ。
●欧州の場合
欧州のガソリンと日本のガソリンのオクタン価を比較すると(カッコ内はオクタン価)
日本レギュラー(90) < 欧州レギュラー(95) <日本ハイオク(100) ≒ 欧州ハイオク(98~100)
となります。
したがって、欧州でのレギュラーガソリン指定の車であっても、日本ではハイオクガソリンの給油が必要となる。
●北米の場合
呼び方がレギュラーとかハイオクではなく、オクタン価が87、89、93の3種類。
日本のガソリンと比較すると
北米87 < 北米89 ≦ 日本レギュラー(90) < 北米93 <日本ハイオク(100)
したがって、ロースペックのアメリカ車は日本のレギュラーガソリンが使用できるが、最近のハイスペックV8搭載車等の
ハイパフォーマンスモデルは日本でのハイオクガソリンが推奨される。
しかし、これについてはオクタン価の話で、質に関しては正規ルートのガソリンの場合は日本の方がいいという話もある。
しかし頭にバイオがついただけで、何がいままでのガソリンと違うのかがよくわからないという方に簡単な紹介をしておきます。
1. バイオガソリン(バイオETBE配合)って何ですか?
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、従来のレギュラーガソリンに植物を原料の一つとするバイオETBEを配合したものです。バイオガソリン(バイオETBE配合)もJIS及び品質確保法の規格に沿ったレギュラーガソリンです。
2. バイオガソリン(バイオETBE配合)とレギュラーガソリンは何が違うのですか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。従来のレギュラーガソリンと同様の方法で取り扱うことができます。
3. いまなぜ石油業界はバイオガソリン(バイオETBE配合)の販売(流通実証事業)を開始したのですか。
A. 日本が条約で国際的に公約した2010年における温室効果ガスの削減目標に向けて、石油業界として日本政府の設定した目標に協力するためにバイオガソリン(バイオETBE配合)の販売(流通実証事業)を開始しました。
4. バイオガソリン(バイオETBE配合)は「環境にやさしい燃料」と言っていますが、何が環境にいいのですか。
A. 地球温暖化防止のための国際条約(京都議定書)の考え方により、自動車などでバイオガソリン(バイオETBE配合)を使用すると、これに含まれているバイオETBE相当分は温室効果ガスの発生を抑制できると考えられます。この効果によってバイオガソリン(バイオETBE配合)は地球温暖化防止に貢献できる「環境にやさしい燃料」といえるのです。
5. 一般に「高濃度アルコール含有燃料」と言われている燃料との違いは何ですか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。一般に「高濃度アルコール含有燃料」と呼ばれている燃料は、ガソリンやナフサに対してアルコール類及びエーテル類を大量に(全体の50%を超える割合で)混ぜた燃料で通常の自動車用燃料として販売されているものであり、品質確保法の規格から外れています。
6. あらゆる自動車に、従来のレギュラーガソリンと同様に給油しても問題は起きませんか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。従来のレギュラーガソリンと同様の方法で取り扱うことができます。
7. ハイオクガソリン仕様車にバイオガソリン(バイオETBE配合)を給油しても問題は起きませんか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。ハイオク仕様車についてはハイオクガソリンに最適化されて設計されていますので、ハイオクガソリンを給油することをお勧めします。
8. 従来のレギュラーガソリンと比較して、バイオガソリン(バイオETBE配合)の燃費は変わりますか。
A. 従来のレギュラーガソリンと比較して、バイオガソリン(バイオETBE配合)の燃費は殆ど変わらないと考えられます。
9. バイオガソリン(バイオETBE配合)のオクタン価はどうなっていますか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。レギュラーガソリンの規格のオクタン価「89.0以上」を満たしています。
10. バイオガソリン(バイオETBE配合)には、どれくらいのバイオETBEが配合されているのですか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。品質確保法ではガソリンにETBEを配合する場合には8%程度が上限と規定されており、バイオガソリン(バイオETBE)はこの規格を満たしています。
11. バイオガソリン(バイオETBE配合)を使用すると、どの程度の温室効果ガスを削減できるのですか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)を給油して走行した場合、国際条約である京都議定書のルール(カーボンニュートラルの考え方)によって、その車から排出される温室効果ガス(二酸化炭素)の削減効果が最大約3%程度期待できます。
12. バイオガソリン(バイオETBE配合)を自動車の燃料として使用した場合に、バイオガソリン(バイオETBE配合)のせいでその自動車にノッキングの増加など乗り心地の悪化や、故障の増加など悪影響は出ませんか。
A. バイオガソリン(バイオETBE配合)は、JIS及び品質確保法に定められた規格に合致するレギュラーガソリンです。品質・性能も従来のレギュラーガソリンと変わらないので、乗り心地の悪化や、故障の増加など、自動車に特段の悪影響を及ぼすことはありません。また石油業界と自動車業界が共同で実験し、自動車にバイオガソリン(バイオETBE配合)を使用しても、何ら問題が無いことを確認しています。
<上記は石油連盟HPから抜粋> 詳細は www.paj.gr.jp
レギュラーガソリンのオクタン価については海外と日本で、ガソリンのオクタン価の規格が違うのはご存知の方も多いはず。
オクタン価についてはとても奥が深い為、おおまかな説明になってしまうが参考程度にご覧ください。
1.欧州系の輸入車の場合
欧州では、レギュラーガソリンのオクタン価は、94RON。
日本のレギュラーガソリンのオクタン価は、91RON。
そのため、日本のレギュラーガソリンでは、欧州系の輸入車の要求するオクタン価に満たない為、ハイオクタン(96RON)を入れることになる。
日本と同じ91RONも欧州でも存在するが、ほとんど給油所ではおいてないケースが多い。
そのため、欧州の自動車は、94RONにあわせて生産されている。
したがって、日本に輸入される高級欧州車はハイオクガソリン仕様が多い。
2.アメリカ系の輸入車の場合。
アメリカでのレギュラーガソリンのオクタン価は87AKI(91RON)となっている。
そのため、アメリカ産の自動車でレギュラー使用の場合は、日本のレギュラーガソリンが使用できる場合がある。
ただ、日本に輸入されるアメリカ車は、ハイオク仕様のハイパフォーマンスエンジン搭載車が多いため、
ハイオク指定車がやはり多いのが現状となっている。
ちなみに、オクタン価の表記の仕方は大まかに分けて3種類あるようで、
「RON」は、「Research Octane Number」の略で、中低速域で計測した場合のオクタン価。
「AKI」は、「AntiKnock Index」の略で、RONとMONのオクタン価の平均値とされる。
「MON」は、 「Motor Octane Number」も略で、高速域で計測した場合のオクタン価ということだ。
●欧州の場合
欧州のガソリンと日本のガソリンのオクタン価を比較すると(カッコ内はオクタン価)
日本レギュラー(90) < 欧州レギュラー(95) <日本ハイオク(100) ≒ 欧州ハイオク(98~100)
となります。
したがって、欧州でのレギュラーガソリン指定の車であっても、日本ではハイオクガソリンの給油が必要となる。
●北米の場合
呼び方がレギュラーとかハイオクではなく、オクタン価が87、89、93の3種類。
日本のガソリンと比較すると
北米87 < 北米89 ≦ 日本レギュラー(90) < 北米93 <日本ハイオク(100)
したがって、ロースペックのアメリカ車は日本のレギュラーガソリンが使用できるが、最近のハイスペックV8搭載車等の
ハイパフォーマンスモデルは日本でのハイオクガソリンが推奨される。
しかし、これについてはオクタン価の話で、質に関しては正規ルートのガソリンの場合は日本の方がいいという話もある。
http://xrl.us/2get?pid=9401