私は18〜20歳にかけて引きこもりだったことがあります。
Twitterで「美緒48歳」関連のミームを見かけて、原作「セルフ・ネグレクト」を読みました。
美緒も引きこもり始めた年齢が18歳なんですよね。
もしも私も20歳で家を出て大学に進学しなければ、今頃私も「美緒」だったのかもしれません。
そこで私が引きこもりになるまでざっくり綴ってみようと思います。
大学を卒業した人の文章とは思えないくらい乱文だと思いますが、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
(20歳で大学に入学し、24歳で無事卒業と新卒入社をして、今に至ります。)
私は、四年制大学に進学し上京することで地方と実家から離れたかったんですね。(就職短大や専門はなんとなく視野に無かった)(、というよりも進学校だったので四年制大学しかし選択肢が無かったというかんじでしょうかね)
しかし私は高校受験に失敗した挫折から高校入学以降、勉強することをやめてしまって、授業中に眠ったり、定期テストで悪い成績だったりしたので内申点と頭が足りませんでした。
そんな私でも改心して高3で勉強を再開させ、内申点を3.5まで上げることができました。
東京の私大へ指定校推薦で行けるのです。
自分なりに学費等調べて、比較的安い大学に志願しました。
指定校推薦は東京の大学に直接出向いて小論文を書く試験がありました。
指定校なので、何書いても受かったんだと思います。
おそらく形式上だけの試験でした。
受けにきている生徒さんも、そこまでシリアスな雰囲気は無かったと記憶しています。
試験が終わってたまたま近くの席にいた子が私に話しかけて、一緒に帰ることになりました。
「大学生になったら、お昼とか一緒に食べようね。」
その子が言いました。
私は元々不器用で、人と群れたり、小学校高学年くらいからある所謂グループという派閥が苦手でした。高校生になってもそうです。苦手すぎて便所飯をしていました。
「ああ、大学生になってまで人と群れなければならないのか…」
大学は自由なところと聞いていました。
1人でいても浮かないと。
(これは半分嘘で半分本当だと思います。)
初対面の女の子に急にそんな約束を持ち出されて、窮屈になってしまいました。
それに、会場で目にした生徒さんたちの態度?とかを見て
「ああ、私レベルだと、このような低俗な人たちしかいないのか(失礼)」
と冷めてしまったんです。
実は指定校推薦にしたのも、担任からの強い勧めがあり、それを元に決めてしまっていたところがありました。
そういうこともあって親から「本当にこの大学に行きたいの?」と言われ
「私、大学に行くのはやめる。」と決めてしまったのです。
私ならもっと上に行ける。
親も「あなたならもっと頭のいい見合った大学がある。」
その考えのもと、浪人することに決めました。
それが2年間になるとはその時は思いもしませんでした。