リーマン・ブラザース破綻の波紋。

◎　リーマン・ブラザーズ　破綻の波紋

アメリカ証券大手の同社は破産法を申請しました。
負債は６４兆円と言われています。
同社は
低所得者向けの住宅を証券化し最大手として世界に販売してきました。
サブ・プライムローンは元々、無理な行き詰まりの来るシステムです。

最初の十年は低金利、小返済額でその後は　高金利・大きい返済額となります。
住宅価格がドンドン上がっていれば買い替え、買い替えで払って行けますが、
住宅価格が下落に転じますと、誰も買わなくなり価格は一転下落に転じます。

利払い・返済が出来なくなると銀行から立ち退き請求があり、家を出なくては
なりません。
その家が又、売れません。
益々、値段は下がります。
いわゆる　住宅バブル崩壊です。

日本も土地バブル崩壊で痛い目に遇っています。
北海道拓殖銀行が犠牲になりました。

大銀行を助ける為、莫大な公的資金を投入しました。
金利はゼロ金利です。　之は即ち庶民の負担なのです。

アメリカは政策を誤らないない様にしないと大変でしょう。
世界中が大変でしょう。

ＮＹダウ　５０４＄安。
日経平均　６００円安。
欧洲　　　キツイ下げ。
世界中　之に追随するでしょう。

円は＄安で１０４円台前半
商品、原油も下げているようです。

落ち着きを取り戻すに２～３日掛かり
底探りの展開となるのでしょうか。

aitac.jp