注目の原発については本日も質問を許された7名は誰も言及せず。
地震発生から丸3日が経過しても総理が原発について、(私が確認した限りは)公の場で一切コメントしない。
・・だけでなく、記者から質問すら出ない異常な状況が継続中。
犬飼淳
岸田文雄首相(自民党総裁)は4日、官邸で年頭記者会見を開いた。会見は開始から約40分が経過したところで、地震に関連した公務を理由に、挙手している記者が残る中で打ち切りとなった。
しかし記者の1人が、進行役の指名を受けないまま「総理、原発について質問させてください」「(能登半島)地震から3日経過したのに、いまだに総理は原発についてコメントしていません」「質問させてください」と声をかけ続けるひと幕があった。
首相は当初、質問する記者の方を向いて訴えを聞いていたが、進行役が「大変恐縮ですが、現在挙手いただいている方につきましては本日中に1問、担当宛にメールでお送り下さい。後日書面で回答させていただきます」と述べると、手にしていた書類などを片付け始めた。記者は「総理、原発再稼働をあきらめるべきではありませんか。地震大国の日本で原発の再稼働は無理だと今回、分かったのではありませんか。答えてください」と声を張り上げたが、首相は答えることはなかった。「聞く力はどこに行ったんですか!」と罵声のような声が会見場に響く中、首相は会見室を後にした。
この記者の訴えに「日本中学生新聞」の公式X(旧ツイッター)は、「【岸田総理年頭記者会見】記者は誰だろう?ぼくも同じ考えだ!年末年始と新聞第2号で、COP28の原発のことを書いている時に地震が起きた。そして、今日、女川原発2号機の再稼働を5月ごろ目指すと記事が出ていた。どうかしてる!地震が起こるたびに、怯えている国民がいることが分からないなんて」と投稿した。記者が声をあげる当該画像も投稿し、インターネット上で拡散されている。
能登半島地震の発生直後には、一時、北陸電力志賀原発での火災情報が出回り、北陸電力が否定する事態が起きている。
https://twitter.com/i/status/1742914411160043644
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https://twitter.com/i/status/1742871792782598609