庶民には未曽有の苦しみ
立正大学客員教授・税理士・不公平な税制をただす会共同代表 浦野広明さん
10%への消費税率引き上げを前に、食料品を中心に値上げが後を絶ちません。物価が上がっているので、10%への引き上げは消費者の負担をさらに増やします。年収500万円の人の場合、増税による負担増は約21万円にもなります。
消費税増税論者は、多額の借金(国債)と社会保障の拡充を増税の理由に挙げます。しかし消費税の導入以来、消費税収の大部分は法人税減税の穴埋めと軍事費に消えました。消費税は借金を増やし、社会保障を削減するのです。社会保障の負担が増え、庶民は未曽有の苦しみを負うことになります。
消費税は福祉のために使われたのか?
立正大学客員教授・税理士・不公平な税制をただす会共同代表 浦野広明さん
10%への消費税率引き上げを前に、食料品を中心に値上げが後を絶ちません。物価が上がっているので、10%への引き上げは消費者の負担をさらに増やします。年収500万円の人の場合、増税による負担増は約21万円にもなります。
消費税増税論者は、多額の借金(国債)と社会保障の拡充を増税の理由に挙げます。しかし消費税の導入以来、消費税収の大部分は法人税減税の穴埋めと軍事費に消えました。消費税は借金を増やし、社会保障を削減するのです。社会保障の負担が増え、庶民は未曽有の苦しみを負うことになります。
消費税は福祉のために使われたのか?
「福祉のため、社会保障のために」は、国民をだますための口実でした。
何一つ良くなったものはありませんでした。
消費税収は法人税減税の穴埋めに消えてしまいました。
労働者の賃金は据え置かれたままです。
これでは暮らしも景気も良くなりません。