日本共産党 藍住町議会議員 林茂の宅配便

5つの問題点①莫大な費用、②本当に必要な事業に予算を、③災害時の活動拠点にならない、④パブリックコメントの多くが事業に反対、⑤町民の数少ない憩いの場である。だから中止すること。

「明日の暮らしに困っている人がいるのに、弱い立場の人の声は政治に届かない」

町政が変われば暮らしが変わります。ご一緒に声を上げましょう。

 

桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備計画には

5つの問題点①莫大な費用、②本当に必要な事業に予算を、③災害時の活動拠点にならない、④パブリックコメントの多くが事業に反対、⑤町民の数少ない憩いの場である。だから中止すること。

要請署名に取り組んでいますので、あなたの力をお貸しください。

高橋町長へ中止の申し入れ交渉を行います。

林茂の宅配便 抜粋 連日配布しています。

6月定例会 議事録から

「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求める請願書」

 

○議長(西川良夫君) 日程第17、日程18、請願の上程について、本日までに受理しております請願は、開会日にお配りしました請願文書表のとおりであります。

請願第1号「「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求める請願書」」を議題とします。

事務局長に、請願文書表を朗読させます。

島川議会事務局長。

◎議会事務局長(島川紀子君) (請願文書表を朗読)

○議長(西川良夫君) 請願第1号の紹介議員であります小川幸英君から、請願の説明を求めます。

小川幸英君。

〔小川幸英君登壇〕

  • 10番議員(小川幸英君) 議長から請願に対する説明を求められましたので読み上げて説明にかえさせていただきます。

藍住町議会議長、西川良夫殿。「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求める請願書」。提出年月日、2023年5月24日。提出者氏名、喜田康稔。提出者住所、徳島県板野郡藍住町奥野字猪熊178。紹介議員、小川幸英、林茂。本請願の目的は、現在藍住町によって強行されようとしている、桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求めることである。町民全体の奉仕者である藍住町議会関係者が、次の三つの項目について熟慮し、その杜撰でいかがわしい内容を語り、この行政事業には相応しない愚鈍な計画の中止に向けて適切な判断をなされることが予期される。(1)事業の根幹にかかわる行政文書の不在。「現在、「桜づつみ公園」のバーベキュー場整備計画が存在し、その目的は「若い世代の移住・定住の促進」とされている。なぜ「バーベキュー場」整備を行えば「若い世代の移住・定住の促進」につながると想定されたのか、その根拠とみなされうる記述が確認される全ての文書の開示を求める。」。令和4年12月14日付で提出、不受理の通知は本年1月19日付。「令和3年第4回及び同4年第1回「藍住町議会定例会会議録」では、若い世代の移住・定住の促進を目的に「スポーツパーク・バーベキューパーク」の整備の計画への言及がなされているが、同4年第3回の会議録においては、「バーベキューパーク」のみの案が確認される。この事業内容の変更の理由が記されている全ての文書の開示を求める。」。令和5年1月30日付で提出、不受理の通知は同年2月2日付。「令和4年第3回藍住町議会定例会会議録」には「バーベキューパーク整備」の計画について「整備箇所について検討を重ねた結果、桜づつみ公園の芝生広場を候補地と」するとあるが、上のように検討を重ねたことがわずかでも伺える全ての文書。」。令和5年3月7日付で提出、不受理の通知は同年3月10日付。(2)事業目的のすり替え。令和3年第4回「藍住町議会定例会会議録」及び同4年第1回「藍住町議会定例会会議録」より事業目的は、「若い世代の移住・定住の促進」と理解される。しかし、本年3月15日に藍住町役場のウェブページ公開でされた文書はそれを「藍住町では、コロナ禍によるいわゆる「3密」を防ぐ屋外活動の需要が高まる中、まちなかで気軽にバーベキューを楽しめる環境を整備することにより、 町民の日常に楽しみを創出するとともに、町外からの誘客を図り、地域の活性化を目指すことを目的として、バーベキュー場を整備する計画があります」としており、事業目的が完全に別物になっている。(3)住民説明会の突然の中止および住民からの意見募集の際の暴力。昨年9月の総務文教委員会では、小川幸英議員の質問に対して「ある程度計画ができた段階で議会へお示しし、地元説明会をしていきたい」という意向が藍住町役場より明らかにされていた。しかし、説明会の開催はなされず、個人情報の提示を条件とした住民からの意見募集がなされることとなったが、藍住町は「個々のご意見・情報については、直接回答しません」、「お寄せいただいた意見・情報は、内容を整理し、藍住町の考え方とあわせて町のホームページで公表します」と、住民との対話を欠きながら事業を推進する基本的な姿勢を公にした。

以上、議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。

 

○議長(西川良夫君) お諮りします。請願第1号については、藍住町議会会議規則第92条第2項の規定により、常任委員会への付託を省略したいと思います。

これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

○議長(西川良夫君) 異議なしと認めます。

したがって、請願第1号については常任委員会への付託を省略することに決定しました。

これから、請願第1号「「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求める請願書」」に対する討論を行います。

討論はありませんか。

〔米本義博君、林茂君、挙手〕

 

〇議長(西川良夫君) これから討論を行います。

まず、原案に反対者の発言を許します。

米本義博君。

〔米本義博君登壇〕

  • 15番議員(米本義博君) 私は、ただいま議題となっている「「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求める請願書」」に反対の立場から討論いたします。この施設は、単にバーベキューをするための施設ではなく、災害時の炊き出しや指定避難所に共同での避難が困難な方が車中泊やテント避難できる町西部の防災拠点としての役割が大きく、平常時の有効活用としてバーベキューを安心して楽しめるように一般の方々に貸し出す施設であります。パブリックコメントの中に、全国的にバーベキュー禁止条例が制定されているのに藍住町は逆行していくのかという御意見がありましたが、バーベキュー禁止条例を制定している自治体の多くは、河川敷や公園などで無許可で行われるバーベキューのごみや騒音などを問題とし、決められた場所で自治体の管理のもと、ルールを守ってやりましょうという条例であり、決してバーベキューをしてはいけないという条例ではありません。マンションやアパート、また、住宅密集地であるがために自宅でバーベキューを楽しめない方もいらっしゃいます。そんな方にとってはとても楽しみな施設ではないでしょうか。ほかにも、バーベキューに伴い発生する煙やごみ問題を心配されている御意見もありましたが、町においては電気式のコンロを採用することで煙の発生も少なく、時間外の使用も不可能であり、ごみ袋を利用者に配付しごみを回収することとしております。また、大騒ぎによる近隣の方々への迷惑行為の注意や飲酒運転の確認なども管理人により実施するとのことであります。今後はたくさんのパブリックコメントをいただいておりますので、その御意見を踏まえ施設の運営方針が検討されることとなっています。町民の皆様にとって、より良い施設整備を実現するためには、議会としても建設的に、そして、前向きに議論を進めていく必要があると思います。よって私は「「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の

計画の中止を求める請願書」」に対して反対することを表明し討論を終わります。

 

○議長(西川良夫君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

林茂君。

〔林茂君登壇〕

  • 11番議員(林茂君) それでは、「「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求める請願書」」に賛成の立場から意見を述べます。

1点目、パブリックコメント募集について氏名や住所、電話など個人情報を記載しなければ

意見を言えないし、批判的な意見は憎まれるという方もいました。施設ができることに関して事前に町民の意見や情報公開をするべきだという意見、町のアンケートは今まで無記名でした。アンケートは無記名で町民が思ったことを言える町政にしなければなりません。

2点目、町は桜づつみ公園内にバーベキュー施設整備をすることにより、公園機能にプラスアルファの要素を追加し魅力ある公園を有する地域として新しい人の流れづくりとして関係人口の拡大につながる。行政として人口減少に歯止めをかけるためにバーベキュー施設をつくる。こんな発想で人口減少問題が解決できると本当に考えているのでしょうか。この施策が正しいというのであれば、全国各地でバーベキュー施設だらけになります。

3点目、6,500万円の税金を投入して、役場がよく使う費用対効果についての具体的な試算がありません。

大切な町民の税金を使う限り事業計画の中で利用者の見込みなど収支予算書を提出すべきです。藍住町で通っても民間では通用しません。貴重な意見がありました。

雇用も不安定なこの時期に公共の投資として優先してやるべき事業ではないと思います。バーベキューをするほど余裕のある人々は自分で用意をしてバーベキューをすればよいのです。町としてはもっと先に予算を回すべき事業があると思います。

その一番は給食費の無料化です。保育園、幼稚園、小学校、中学校の給食費は全額に無料にすべきです。先日の徳島新聞に県内各市町村の比較表が出ていましたが、藍住町の取組は全く遅れています。議会だよりに給食費補助の質問に対して、予算がないのでできないという実にそっけない町側の回答が載っていましたが、それなのにバーベキューの整備を設置する費用なら出てくるというのは実に不思議です。

4点目です。地域で説明会も意見も聞くこともありませんでした。私は公園の隣に住んでいます。そもそもどうして桜づつみ公園なんですか。それがよく分かりません。もっとほかに良い場所があると思います。桜の季節になると迷惑駐車が増えるし、道が狭いので危ないし、私たちは生活道路として使っているので本当に迷惑です。警察にも何度も来てもらいました。あと、騒音です。特に夜、営業時間が午後8時まで、3月から11月、土曜日、日曜日、祝日とありますが、ほかから来てもらうのは別にいいんですが、隣に住んでいる私たちも休日です。毎週土曜日、日曜日、ゆっくりできないのはつらいです。子供の声はまだいいんですが、大人や学生のバカ騒ぎはやめてほしい。公園に来る人はマナーを守る人たちばかりではありません。そんな人たちを役場の方はちゃんと対処できるのでしょうか。心配しかありません。つくるのなら本当によく議論してほしいです。あと、火を使うので安全対策はちゃんとしてください。これ以上、大人の都合で子供たちの居場所を潰してはならない。公共の施設は全ての人たちが使う権利があります。バーベキュー場など施設は偏った利用者の占領場所になります。今までどおり子供たちや家族連れが自由に使える場所を要望します。過ごしやすい季節の休日には多くの子供連れの家族が来ています。まだよちよち歩きの小さなお子さんや小学生が安心して走り回れる良い公園です。危険なものがなく、芝生や木陰、遊具やトイレも整備されています。親もゆったりと子供を遊ばせ、見守ることができます。エリアの設置場所は有効活用しづらい場所、このようにありましたが、一見何もない広い芝生広場でこそ小さい子供たちはのびのびと遊べます。また、広場を見渡せる土手の木陰は、よく親子がシートを敷いてお弁当を広げています。その様子をいつまでも微笑ましく見ていました。藍住町でこのような場所はほかにはないと思います。自分の子供が小さいときにこういう場所があれば、おそらくヘビーユーザーとなっていたと思います。

 

町民の意見を真摯に受け止め、ここは立ち止まって引き返すことも政治や行政の大きな役割です。透明公正、そのためには形だけの意見募集でなく、実際の対話の場をつくり、多くの町民が要望します。今、町行政のあり方が鋭く問われています。

バーベキュー施設は一旦、白紙に戻すべきです。議員の皆さんの賛同をよろしくお願いします。

○議長(西川良夫君) ほかに討論ありませんか。

〔討論なし〕

○議長(西川良夫君) これで討論を終わります。

○議長(西川良夫君) これから、請願第1号「「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求める請願書」」を採決します。

この採決は、起立によって行います。

請願第1号「「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求める請願書」」を採択することに賛成の方は起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(西川良夫君) 起立少数です。

したがって、請願第1号「「桜づつみ公園におけるバーベキュー施設整備の計画の中止を求める請願書」」については不採択とすることに決定しました。


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