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コロナは一日も早く収束を 政権批判だけでなく頑張る地方自治体も紹介

なすこさんすごいね。 東京新聞が紹介
witterの風刺漫画「#100日で収束する新型コロナウイルス」連載終了 政権批判だけでなく頑張る地方自治体も紹介



 昨年12月下旬からツイッターで毎日連載されていた風刺漫画「#100日で収束する新型コロナウイルス」が3月31日、最終回を迎えた。菅義偉政権のコロナ対策に鋭い目線で切り込む一方、きめ細やかな感染防止対策を進める地方自治体の取り組みなども紹介。フォロワーからは「お疲れさまでした」「毎日、的確な漫画をありがとうございました」などといったねぎらいのコメントが寄せられている。 (デジタル編集部・北條香子)

作者は都内在住の漫画家ぼうごなつこさん(47)で、連載は昨年12月22日に開始。1日1作ずつ投稿し、冒頭に「○日目」、末尾に「収束まであと○日」と記すのが恒例となっていた。反響を呼んだ作品はリツイート、「いいね」がそれぞれ1万件を超えた。

 ぼうごさんは「連載を開始したころは第3波で感染者数が跳ね上がり始め、不安な気持ちだったが、ちょっとした慰めになればとの思いで漫画を描いていた」と振り返る。タイトルには「実際に収束するのは難しくても、100日後には政府が国民の声を無視できなくなり、現実的なコロナ政策が行われるように」との願いを込めた。だが連載終了を迎えた今、全国的に新規感染者数が増え始め、第4波の兆しを指摘する声も上がる。

 最終回ではPCR検査数を抑制した結果、感染増加と自粛を繰り返す状況を引き起こした日本政府を批判するとともに、「命の選別をして恥じることなく、亡くなった人を数字で語る言説が横行した。もし政治家の発言だったら、こういう人間に票を投じるのは自殺行為だ」と警鐘を鳴らした。ぼうごさんは「菅政権は手強いが、連載を通じて、命を大事にする政治家の存在が大切だと改めて感じた」と話す。

ぼうごなつこさん(本人提供)

 連載では、県の委託業者らが現地調査した上で、感染症対策をした施設と認証する制度を整えた山梨県や、国の退院基準を満たしてもリハビリなどの入院治療が必要な患者を一般病床に転院させる取り組みを進めたことで、入院待機者ゼロを達成している墨田区保健所などを紹介。ぼうごさんは「連載過程で全国各地で頑張っている人たちがいることに気づき、希望を感じた。そういう人たちを紹介することで、他にも広がることを期待した」と語る。

 前作「#100日で崩壊する政権」はツイッターでの連載終了後に書籍化されたことから、ぼうごさんの元には今作も出版を希望する声が寄せられているという。ぼうごさん自身、「前作の反省を踏まえて改善した点もあり、会心のできなので、ぜひ出版できたら」と考えている。
 次回作は未定だが、「一般市民や被災者が露骨に置いてけぼりにされ、ひどさが噴出している」と感じる東京五輪を題材にすることなどを構想しているという。



58日目では島根県の丸山達也知事が聖火リレー中止を表明したことを取り上げた=「#100日で収束する新型コロナウイルス」から、いずれもぼうごなつこさん提供


58日目では島根県の丸山達也知事が聖火リレー中止を表明したことを取り上げた=「#100日で収束する新型コロナウイルス」から、いずれもぼうごなつこさん提供

 会員制交流サイト(SNS)のツイッターで「#頑張れ島根県知事」がトレンド入りするなど、島根県の丸山達也知事(50)が注目を集めている。政府や東京都の新型コロナウイルス対応に疑問を示し、改善されなければ県内での東京五輪聖火リレーを中止する意向を示したためだ。ツイッターで風刺漫画「#100日で収束する新型コロナウイルス」を連載中の漫画家ぼうごなつこさん(46)=横浜市在住=も17日と18日の2日連続、丸山知事を取り上げた。ぼうごさんは丸山知事の発言を「県民の暮らしを考えた上でのもので、重みがある」と受け止めている。 (北條香子)

【関連記事】「#頑張れ島根県知事」がSNSでトレンドに 自民・竹下元総務会長「注意する」発言に反発広がる

 17日公開の「58日目」では、丸山知事が聖火リレー中止を引き合いに政府や東京都の対応の改善を促す狙いがあることを紹介。「小さな自治体の首長が大きな勝負に出たのだ」と評価した。この投稿は19日正午現在、約3500回リツイートされ、7500以上の「いいね」を集めている。


丸山知事の会見での発言をもとに考えさせられたことを提起した59日目=「#100日で収束する新型コロナウイルス」から

 翌18日公開の「59日目」では、聖火リレー中止の意向を表明した17日の記者会見での丸山知事の発言を深掘りした。
 知事は、東京など緊急事態宣言対象の地域と、島根など対象外の地域で飲食業者などへの政府の支援が不公平だと批判。「私は(政府に)『お願いしたい』というのが口癖になっているが、これは日本国民を公平、平等に扱うという政府の大原則からして、(政府に)やっていただくべきことだと思っている」と強調し、「こんなことをしていたら、感染拡大を抑えた地域はどんどん疲弊していく。こんなことがあっていいわけはない」と語気を強めて、政府の支援を見直すように求めた。
 
 ぼうごさんは漫画でこの場面を取り上げたことについて「中央政府が地方自治体よりえらいなんてことはなく、同時に政府や政治家が国民よりえらいなんてことはない。私たちは国民として政府に色々なことを堂々と要求すべきだと気付かされた」と語る。

 この日の投稿の最後には、「知事の発言は不用意だ。注意しようと思っています」と批判した自民党の竹下亘元総務会長(74)=衆院島根2区=も登場。過去にフィギュアスケート男子選手に対するセクハラが報道された東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長を、竹下氏が「ハグなんて当たり前だ。セクハラと言うのはかわいそうだ」と擁護したことを「止まらない不用意発言」とやゆした。

ぼうごさんは丸山知事が聖火リレー中止の意向を表明する前の今月5日、「真っ当なコロナ対策を実践している自治体」として島根県を取り上げていた。島根県が全国の都道府県で唯一、コロナ死者ゼロを維持している理由として、ぼうごさんは同県が幅広いPCR検査を実施し、感染者は無症状でも原則入院としていることを挙げ、約5600リツイート、1万以上のいいねを集めた。ぼうごなつこさん

ぼうごなつこさん 46日目

 ぼうごさんは「丸山知事のことは人となりやキャラクターではなく、政策で知った。5日の漫画を書いた時点では、島根県の新型コロナ対策はメディアでもほとんど取り上げられていなかったが、調べてみて、かなり頑張っていると感じた」と話す。
 今回の聖火リレー中止表明で丸山知事に注目が集まったことに「『5日の漫画で書いた人が』とびっくりした」というが、「政治家としてのパフォーマンスではなく、これまでしっかりしたコロナ対策をしてきた知事だからこそのやむにやまれない発言で、重みがある」とおもんぱかる。

 丸山知事は福岡県出身で1992年に自治省(現総務省)に入省。2019年4月の知事選では、自民党の若手県議らの擁立を受け、竹下氏率いる自民党県連所属の国会議員らが支援した別候補を破って初当選した。 

なすこさんの次回を期待しています。



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