flying couch -空飛ぶカウチ-

国際結婚・カナダでの生活・カナダ移民Q&A・ 英会話のススメ・初子育て体験etc. 日々の雑感の気ままな記録です。

女性が町から消える日

2008-01-30 02:02:58 | つぶやき-日々の雑感-
The week the women wentという番組が始まりました。

私達の住む町からそんなに遠くないHardistyという小さな町を舞台に、町から1週間女性が全員(100人強)いなくなったらどうなるか、という模様を10話で放送するドキュメンタリー番組です。

女性陣は観光バスに乗り込み、6時間ほど離れたリゾートで贅沢な時間を1週間満喫。
携帯電話も没収され、1週間家族と連絡をとることができません。
残された男性陣は、仕事、家事、育児、と、通常女性が行っているマルチタスキングを体験することに...

もともと共働きが多いカナダ、真の意味で平等に「分業」を徹底している現代的な夫婦ならば、1週間女性がいなくなってもそれほどダメージがないはず...
しかし...このHardisty...
住民のインタビューを聞いていると、どうも我町と風土がそっくりではないですか...
そう、ずばり、「マチョ文化」が浸透している大草原の田舎町なのです。

マチョ文化とは...
男性は仕事で家をあけることが多く
休暇があればそれは「彼のもの」で「家族のもの」ではなく(たまの休暇があるかと思えば、家族をおいて、男の友人で集まって狩りに行ったり、釣りに行ったりする)
「家事」「育児」=女性の仕事
何をするにも「ビール片手」
女性がそれに意見しようものなら、「誰のおかげでこんな生活ができてると思ってるんだ。だいたい、家事、育児なんてたいした仕事じゃないだろ。」

もちろん、すべての男性がそうなのではないのですが
基本的な風土としてマチョな価値感が浸透していると
マチョではない男性のよいところを表に出してしまうと
「女々しい」
「一体ダレがパンツをはいているんだ!!(who wears the pants?)=かかあ天下だ!!」
などと周りの男性陣から言われてしまうことになります。

そんなHardistyから女性が1週間消える...
一体どんなことになるのか興味があります。

興味のある方はここをクリックしてのぞいてみて下さいな。