郵便屋さんがこない...

「引越た」と日本の友人にいうと
いつもお決まりの会話が始まります。

「新しい住所教えて！」
「前と同じだよ」
「え？どういうこと」

そうなのです。
うちの住所はPO BOX○○
つまり私書箱なのです。

うちは田舎なので郵便屋さんが家まで来てくれない...
郵便は皆郵便局にあるそれぞれの私書箱までとりにいかないといけません。
箱に入りきれない大きさのものが届いている時は
「荷物きてます」っていうはがきが私書箱にはいっているので
カウンターのお姉さんにそれを渡して荷物を受け取る、というシステム

とりにいくのはめんどくさい...
特に-40度にまでなる冬はだんなとじゃんけんして
どっちが車からおりるか決めます。

しかも郵便局にいったらいったで、
必ずといっていいほど
誰か別の人もきているので
ちょっとした社交辞令的会話もすることに...
となると、あんまりひどい格好していくこともできず...
なんだかめんどうなのです。

今年もだんだんと手紙をとりにいくのが
おっくうな季節になってきました...

爪を切る妻

日本女性＝従順な妻
これはステレオティピカルな日本人妻のイメージ

もちろん？
我家ではまるで当てはまらない構図ですが...

私は「爪切りフェチ」の気があって
爪を切るのが大好き...

自分の爪だけじゃなくて
旦那の爪も切っています...
特にこのばかでかい足の指の
分厚くいかにも切りごたえのありそうな爪を切るのが大好き...

旦那の足の爪を切る時には
椅子に旦那が座り
私が床にすわって
新聞紙の上で
ぱっちんぱっちん

これは同居していた時もやっていたのですが
初めてこの光景を目撃した義母
一目みるなり
「○○（旦那）!! あなた××（私）になんてことさせてるの！
すぐにやめなさい！亭主関白にもほどがあるわ！」
と大興奮！！
騒ぎをきいてベースメントからあがってきた義父も仰天してしまう始末。

私は予期せぬ反応にびっくりしつつも
旦那のぬれぎぬをはらすべく
自分の爪切りフェチを説明するはめに...
（なさけない...）

話をきいた後
「そうなの...日本人女性は従順っていうイメージがあるから
それをいいことに
○○がそんなことまでやらせてるのかと思ってびっくりしたのよ」
と口をそろえる両親...

なるほど...
そういう訳か...
二人は私を守ってくれようとしたのね...（汗）

それにしても、後で旦那にこっそりきいたら
「君がそういう意味でやってないってわかってるけど
正直悪い気はしないな...」
と密かに喜んでいたことを発見...
なぬ...

まぁお互いさまか...

それにしても
昨日遊びにきた両親が
その話を思い出して
「来生では絶対日本人と結婚しようと思ったんだよ」
と冗談をいう義父
そんなにインパクトがあったのね...

スケボー少年あらわる！

いつもリビングの窓から外をみては
車や工事のトラックが通るたびに大喜びのMJ

でも最近新たな喜びを発見。
そう「スケボー少年ウオッチング」です。
気付けば、いつの間にか
うちの前の道路で少年達が集まってスケボーをするように...

なんでかな？
と思えば答えはものすごく単純。

うちの町には舗装された道が１本しかない（汗）
正確には１本しかなかった...
それはダウンタウンの目抜き通り。
（というより、この１本の道を挟んだ通り＝ダウンタウン！（滝汗））
ということで、前はその道でスケボーを練習していた少年達。
でも、ダウンタウンということもあって車の通りも多く
最適の練習場所とはいえない...

で、今年の夏に記念すべき２本目の舗装道路が完成！
それがうちの前の道路だというわけです。
住宅地で交通量も少ないので
スケボー少年達の新スポットになったらしい...

それにしても、
どこからともなく現れた少年達
激寒の冬がくるまでの間
おもいっきり練習して腕を磨いてくださいな...

who cut the cheese?

恥ずかしながらうちの旦那はよくおならをする...
つき合っていた頃、結婚前に一緒に住んでいた頃は
そんなこと全然なかった！

今はあんまり思い切りよくするので
「ねぇ。そういえば、結婚前は全然しなかったよね？」
「うん。嫌われないように我慢してたんだよ。
君に会った帰り道はおならがでてでて大変だった...」
「...」
真面目に答えられてしまって苦笑...

以前は激臭おなら＝旦那だったので
who cut the cheese?
と聞くまでもなかったのですが...
最近はMJが旦那にまけない臭いおならをするので
一応確認が必要...
時々MJに罪をなすりつけようとしてるし...（汗）

それにしても
私が寝室のドアをあけたとたん
むあーっと激臭がして顏をゆがめると
ベットの上で旦那が
「Sorry...I just cut the cheese...」
と申し訳なさそうにいう姿...
実はそんなに嫌いじゃなかったりします（苦笑）

きっとこういう姿をみて
笑えなくなった時...
そういう時が夫婦の危機？なのかも...?

潜在筋肉覚醒計画!?

最近鏡にうつる自分をみていて
かなり気になるのが
お腹まわり...

肉を指でつかめてしまうこのカナシサ...
「ぜいにく」とタイプして「贅肉」に変わった瞬間
じーっとその漢字をみつめていたら
なんだかデパ地下のデリケースの中の
すごく高級な肉片のイメージが頭の中を踊りだした...
いかん...

９月にはいって
「腹筋１日100回計画」を実行しているのだけど
いつまで続くのかかなりあやしい...
しかも...
お腹の肉は最も成果のみえにくい肉だというではないか！
これじゃあ、継続するやる気もでない...

でもsix packのある人がたくさんいるんだから
それと同じ筋肉が私のお腹にも眠っているのだろう...
目指せ、潜在筋肉の覚醒!!!!???

とにもかくにも
日本のセカンドハンドの店で500円で買った
あやしい腹筋の道具（写真）
わざわざこっちまでもってきたので
使わない手はない...

30回１セットでGO!

書斎で燃える私をみて
MJはにっこりと満面の笑み
次に彼がとった行動は
以下のうちどれでしょう...

1)ぶるんぶるん....と連呼しながらお気に入りのトラックを腹筋をする母のお腹に走らせて大興奮!
2)ニコニコと腹筋中の母のTシャツの裾をめくって「おへそ」を発見してはキャッキャと大興奮!
　一人ヘソ・ピーカブーに夢中になる。
3)えへへへぇ...とはにかみながら、腹筋中の母のお腹の上に座って、母の顔をペシペシと触ろうとする。
4)腹筋中の母をつかんで起こそうとして、「変なことしてないで一緒に遊んでー」というメーッセージを熱く送ってくる。

正解はもちろん...
1)2)3)4)のすべて...

というわけで、
私の潜在筋肉覚醒計画には
おもわぬおまけ!?がついてきたのでした...

我慢の限界!

前にもいいましたが
うちは石油関係の自営業をしています。
MJが生まれた時に企業したので
会社もMJも同じ年

昨日は従業員のKさんが
やめたいといってきました。
とうやら、いつも仕事をくれる先の
男性Tさんとどうしてもウマがあわず
今まで我慢して仕事をしてきたのに
先週何か彼の中で
ぶっちんときれてしまい
「もう我慢できない！」
となったようです。

実は、その問題のお得意さんTさんは
うちの旦那のストレスの種でもあります。
だから旦那もKさんの気持ちがよくわかり
彼の希望をのむことにしました。

旦那もおもわず
「僕にもKさんみたいな自由があったらいいのにな...」
とぽつり。
会社のことを考えると、
そう簡単にTさんとの関係を断つ事ができないのが現状
我慢の限界は限りなく大きくなければやっていけません...

幸い景気がいいので
Kさんの次の仕事もすんなり決まったよう。
後は、私達が別の人を探すだけ...

これが、なかなかいい人を探すのが難しい...
どうか、いい人が見つかりますように...

Do you remember?

恥ずかしながら
今日offの旦那と大げんかして
一人車で飛び出してしまった私...

なさけないけど
やっぱり腹がたつ＆ゆずれないってこともあるのが人生
（いい訳!?）

運転すると
自由な気分がするし（このままどこまででもいける！）
運転に集中することで気分もおちつく

で、むかむかしながら
サテライトラジオをつけて
高速を走っていたら

突然（いつもほとんど音楽のみのステーション）
お笑い口調で
「Do you remember the time when the most scary thing was Y2K?」
というナレーションがはいって
大爆笑してしまった。

そう...
そんな時代もあったのねぇ...

なんだかすべてがおかしくなってきて
しばらく走って
おとなしくおうちに帰った私でした...

???????????

いつも日本の動画ニュースをみています。

今日目にとまったのは
「４歳男児衰弱死」

ニュースをみてみると
死亡した男の子は
体重が８キロしかなく
（16ヶ月のMJでも11キロ）
自力で歩くこともできなかったとのこと。

29歳の母親は、
育てるのが嫌になり
１日ご飯茶碗１杯のお米と
コップ１杯の水しかあげなかった。

この男の子は両親と兄弟１人
祖父母の６人で生活していて
去年の９月から12月までは
児童相談所に預けられていたけど
家にかえされた...とのこと。

ここまできいて
私の頭の中は
??????????????????の洪水!!!!!!!!!!!!!

母親の精神状態がわからないので
彼女についてどうこう言う気はないけれど
どうしても納得できないのが
母子が二人っきりで生活していたわけじゃなく
何人もの大人がこの男の子に関わっていたのにもかかわらず
この結果???????

もう私の頭では理解不能...
悲しいのと怒りでいっぱいになってしまいました。

天国っていうものがあってほしい...
心からそう思った瞬間でした。

男の子のご冥福を心からお祈りします...

お仕事！の時間

我家は石油関係の自営業をしています。
その話はまた今度にして
私の個人的な話題をひとつ...

私は精神医学系の専門職なのですが
カナダにきてからというもの
移民手続き
妊娠・出産
資格免許の書き換え手続き
と、なんだか時間のかかることが多すぎて
結局カナダにきてからまだ職場復帰できてない...
いったいいつ戻れるのか...

復帰先予定のクリニックオーナー
精神科医のDr.Bは
南アフリカからの移民
この人は本当にいいおじいちゃん先生なんだけど
いってることが意味不明...
（言葉の問題じゃなくて頭の中の不思議なプロセス?のせい...!?）
偶然彼の患者さんと話をすることがあったのだけど
彼女も「意味わからないんです...」
といっていた...
あらら...大丈夫かな...

とにもかくにも、
９月中にとりあえず非常勤としてデビューする予定なのですが...
どうなることやら...

なかなか思い通りにならないので
同じカナダの地で
在宅翻訳の道をゼロから切り開いた素敵な友人をみならって
私も頑張ってみようかな...と
ぼちぼち専用の履歴書など作って
手当たり次第に送ってみたりしました。
が...
返事がくる確率はかなり低い!

今まで翻訳は
専門分野書籍と音楽雑誌記事を
やらせてもらっていたのだけど
どれも縁あって相手からお仕事をいただいた仕事ばかりで
営業経験が悲しいかなゼロ...
まずはウケのいい履歴書作りからしっくはっく...
で、やっと返事がきたと思ったら
医療トライアルで見事にぼつ...

そう...
微妙にいい加減な性格なので
「翻訳する」ということの重大性を全く理解せず
というより、理解しようともせず
「なんとかなるだろ」という気持ちでだしたのがいけなかった!

トライアルを１回ぼつになってかなりしょげてしまった私
それ以降態度を改め...
その次のトライアルからは無事にパス...
でも、パスしたからってすぐ仕事に結びつくわけじゃないんだな...

まいた種から芽がでるのをじーっと待つのもつらい...
じっとみてると永遠に芽がでない気さえしてくる...
ちょっぴりしょげモードにはいっていたところ
やっとでました！
仕事の芽が！

おぉ...（涙）

母親業、妻業もそれはそれでいいけど
「仕事の時間」があるってなんだか新鮮で
ちょっと嬉しい...

「硬い!」水

もうおわかりでしょうが
私が住む町の水は「硬い」
そう、ばりばりの硬水です。

普通は町に水を柔かくする施設があるのですが
（正式名称しらない...)
うちの町は小さいのでなし...

というわけで
各家庭で、自分ですることになります。
うちにも地下に「softening salt」がたっぷりはいったタンクがあって
水道水を少しでも「柔らかく」しているのですが...

それでも、やっぱり硬い...
「硬くて何がどーなるの？」
と思っている方のために説明すると...

硬水のままお米をたくと...
米は黄色くなって
臭くてとてもたべれない!

硬水でパスタを茹でると...
あらら...パスタはでれでれになって
全然おいしくない!

もちろん、スープ等
汁ものの調理は
買ってきた飲料水を使わないと
大変なことに...

シャワーやお風呂は
使った後に水をふかないで放置しておくと
あら不思議...
硬水のミネラルが固まってしまって
それ専用のクリーニング剤を使わないととれない...

室内用の小さな噴水をもらって
大喜びしていたら
３日もすると
ミネラルが固まって水がでなくなる...

しゃれた器に
フローティングキャンドルでもうかべてみれば
ミネラルがばっちり器にこびりついてしまって
またクリーニング剤の出番...

そう...
硬水だとなにかと不便...

ということで、
いつも水屋さんに水を買いにいって
水道水と飲料水を使い分けている我家でした...