なるもんか

季節 がら … 当たり~



これが、本当の億万超じゃ(長者)… なんちゃって


寒(さぶ)~っ



てな、具合に1号さんに食ってかかっていたら…
日本的俗語であるオタッキーなアキバ系の萌ぇ~のメイドさん

なりきる コスプレ(コスチューム・プレイ)が、国際語に
なっていると聞かされたのです。






なんでも、もともとは、和製英語で仮装の意味だった
ものが、狭義でのアニメやゲームなどの登場人物たちに
扮する行為をさす英語表記[Cosplay]でのコスプレとして
逆輸入され、扮装する人たち=[Cosplayer]は、愛好者の
間ではレイヤーと略称されているらしいのです。
日本のアニメ文化が世界的に評価されて、登場人物など
のキャラクター・ファッションを実写化、実現化する行為まで
もが認知された結果なのか…
中国語でも、コスプレ=角色扮演 と表記され、しっかりと
市民権を得ているんだとか。
カタカナ語の洪水にクレームを付けながらも、ここまでに
随分とカタカナを使っているけど、そんな事は気にせずに…
それが、なにか



唐突に、寿司、豆腐、うどん、弁当、着物、布団、火鉢、
柔道、競輪、駅伝、侍(さむらい)、残業、過労死、単身赴任
、禅、津波、さよなら、など… 日本語で外国語になっている
言葉が思いつくだけでも結構あるだろう


指折りかぞえて言うんです。
だから、どうした

ピンキリ(今日的な意味合いでのいろいろ)だけど…、
「もっとも革命的な人びとも、おそらく知らぬ間に、もっとも
古い伝統的な人間となる」とのロマン・ロランの言葉を引用
して…
カタカナ語に嫌悪感を抱いているのは、一定以上の年齢層
の人たちに多いようで、若者や子供たちからは実際のところ
あまり苦情を聞かない。
テレビゲームやアニメなどには、存外にもカタカナ語が多用
されていて、えっ と思うような言葉を、小さな子供が喋って
いたり、さて、何のことだろうと首を傾げるようなカタカナ語を
若者に使われて面食らうこともしばしばある。
と訴える1号さんに、
だいたい、英語が上達しないのだって、カタカナ語の
せいじゃないの

なるし… などと食い下がると、
それは、否定できないけど、フランス人に言わせると…
英語は「発音をひどくしたフランス語」だとするジョークが、
何かの本に載っていて、自国語を異常に愛するフランス魂の権化だなぁ~などと感心したりする。
つまり、それは、ある時期に、フランス語が大量に英語に
組み込まれたことを皮肉るだけでなく、他の国の言語も同じ
ように英語に取り込まれたことを如実に物語っているわけで
英語訛りのフランス語ベースの英語であったり、英語訛り
のイタリア語ベースの英語だったりするわけです。
だから、日本語訛りの英語ベースの日本語がカタカナ語なのだと言うのですね。
いや、日本語訛りの外国語ベースの日本語です。
それじゃ、答えになっていない と突っ込むと…
どの国の言葉でも発音には苦労するし、ネイティブな発音
が出来るに越したことはないけれど、まったく知らないような
言語を習得するよりも、ずっと楽なんじゃないの

通じればいいんだし… と、あくまでも前向きなのです。
ピンキリ(ピンからキリまで)のピンだって、ポルトガル語
のpinta(サイコロやカルタの目の1、最初、最高の意)から
カルタの12番目の最後まで、つまり、最初から最後まで…
または、終わりを意味する日本語の“切り”から生じた言葉
で、初めから終わりまで、上から下まで、最高から最低まで
のほか、最近では、いろいろ、たくさん、種々雑多、以外にも
玉石混淆から、みそ糞的な表現にまで含意が広がっている
のです。
まさに、言葉は生き物そのもので、いろいろな意味
で ピンキリ なのです。
だから、単純に「カタカナ語は好くない」などと邪険にしない
で功と罪の両面から判断すべきであって、一方的に毛嫌い
して邪魔者扱いなどしないようにしましょうね。
そういえば…、
…人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ…などと
言っては物議をかもし、変人 などと揶揄された総理大臣
がおりましたが、実は、カタカナ語も、「ピンからキリまで…」
、いろいろなのです。
ですが、ピンキリではあっても変人ではありません。
では…、この変人の元宰相は、ピンなのでしょうか

それとも、キリなのでしょうか

ほんじゃま、 あとで…
そう、言い残して、サッサと外出してしまった1号さん…
アンタ は、いったい、何者 …
そりゃあ、真っ赤な、いえいえ、違う、違う

透明な大、大、大変人でしょう



して、そのココロは…
ピンにもキリにもかからない。 (箸にも棒にもだろ…)
えぇ~い! 座布団、全部もってけぇ~
… … … … … … … って、そ、そんなぁ
