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透明人間たちのひとりごと

ダ・ヴィンチの罠 好奇心

 このページの画像は、故あって表示されませんが、

連続性を担保する意味合いからも、そのままで公開し、

別途、新しく作り直すことにしました。

 同じ内容ですが、画像はその限りではありません。

  新たなページは、

 『ダ・ヴィンチの罠 好奇心(改)』です。

 (以下、本文)

 

 もし、「神の啓示」とやらが本当に
あるのだとしたら ・・・

 おそらくはパトモス島で使徒ヨハネが見たと
されると、ダ・ヴィンチが体験した
その本質においては同じもの、

 つまり、ロゴスが発した意識エネルギー
(意識そのものが持つスピリチュアル・パワー)
というか、イデアを間接的に投影
させた幻影的テレパシーであって、

 同じイデアでも、それを受けとる側
媒体としての個性(受信機・受像機)に
生来の違いが認められるがゆえに、その解釈
においては180度近く違う映像として それぞれ
の脳内に焼き付けらたものと推測されますが、

 結果的には、それが一方においては、聖書
『ヨハネの黙示録』として記録され、

   
       パトモス島のヨハネ

 もう一方では、壁画『最後の晩餐』



 メインとする一連「罠」として活写
されたものと思われてならないわけです。


 ところで、



 先カンブリア時代の冥王代(40億年前)
に撒かれた地球における生命
(種)が入っている巾着袋を握りしめる男


   『最後の晩餐』 イスカリオテのユダ

 イスカリオテのユダが何故に裏切者
烙印を押されることになったのか

 それは第三幕において肝となる話ですが、
第二幕の前半ではユダは確かに主役
のひとりであり、彼の持つ中身
もたらす悲喜劇とそれを巡るドタバタが
後半の見どころでもあるのです。



 舞台(第二幕)の中盤での中心的人物は
ペテロで、彼の右手に握られていると
されるのナイフの真の持ち主がで、

 

 その目的はいったいなのか



 そして、

  

 終盤ではヨハネイエスがメインと
なって物語展開されていきますが、

   

 愛する弟子と師であるはずのヨハネ
イエスは何故に反目しあうように互いに
距離を置いているのでしょうか



 空っぽの皿に同時に手を伸ばすユダ
イエスとが互いに抱き合う思惑とは・・・



 たとえば、それは、

 メシア到来に隠された預言
成就と偽りの真実に飾られた物語が
「パンドラの箱」唯一残されて
いた“希望”を打ち砕いていたのか

 それとも

 “希望”とはまやかしで、ゼウス
に忍ばせた最悪災厄こそ
“希望”であり、それがために人々
絶望することができずに空虚
期待に抱きながら、の見えぬ
未来を生きることになったのか

 Wikipedia(ウィキペディア)によれば、

 ギリシャ神話に登場するこのは、

 
     パンドラの箱 wikipedia

 もとはピトス(壺・甕の意)であったもの
が、ラテン語での(ピュクシス)と誤訳
されて以降、が一般化するに至ったとの
ことで、その神話の物語も ・・・


 天界(ゼウスの雷)から火を盗むプロメテウス

 プロメテウスが天界から火を盗んで

    
   天界から火を持ち帰るプロメテウス
        出典:ameblo.jp

 人類に与えたことに怒ったゼウスが、

 
     出典:matome.naver.jp

 人類に災いをもたらすために女性
つくるようにヘパイストスに命じます。

 ヘシオドス『仕事と日』(仕事と日々)
によると、ヘパイストスは泥から女性の形を
つくり、神々は彼女にありとあらゆる贈り物
(パンドーラー)を与えるわけです。

 アテナからは機織りや女のすべき仕事の
能力を、アフロディーテからは美しさと男を
苦悩させる魅力を、アポロンからは音楽と
癒しの力を、ヘルメスからは老獪な商人の
如き恥知らずで狡猾な心を与えられます。

 そして、


    出典:search.yahoo.co,jp

 ゼウスからは何よりも「好奇心」
という「罠」を植え付けられたうえで、

   
 「パンドーラー」ジュール・ジョセフ・ルフェーブル1882年

 最後神々は、

   
 「ピュクシスを持つパンドーラー」ロセッティ画

 決して、「開けてはいけない」
と言い含めて、彼女にピトスを持たせて
エピメテウス(プロメテウスの弟)の
元へと送り込んだというわけです。

 さて


 「パンドーラー」アレクサンドル・カバネル1873年

 「パンドーラー」とはギリシャ神話
に登場する人間の女性で、その意味する
ところは「すべての贈り物」という
ことですが、


      出典:blog.livedoor.jp

 人間(男性)への不幸を届ける者として、
ヘパイストスによって形づくられ、神々
からのあらゆる要素贈り物として
与えられた人類最初女性です。


      出典:blog.livedoor.jp

 そうです。 そうなのですね

 ギリシャ神話における「人間」は初め
男性だけであったということです。

 そして、最初人間(男性)をつくり、


    人類に火を与えるプロメテウス

 を与え、慈しみ、育てあげようとして
いたのがプロメテウスなのです。


      出典:blog.livedoor.jp

 そのことと、このことは、「罠」
を解いていくうえでのポイントで、男性
だけの集団や組織のなかに女性が入って
きたということ、それが何を意味するかは、

 おおよその察しはつくでしょうが ・・・

 それもこれも第三幕での内容ですので、
ここでは控えておきます。

 ところで、 

 一般的には、人類最初女性は、
アダムの肋骨からつくられたエヴァ
であるとされていますが、『創世記』
旧約聖書外典(エノク書etc)には
エヴァがつくられるずっと以前から、

 
    lilith ジョン・コリア画

 すでに人間女性(リリス)の存在が
あって、彼女はアダムとほぼ同時期
に土の泥からつくりあげられていたとされる
記述があります。



 ここでちょっと思い出して欲しいのですが、
ダ・ヴィンチの考えるプラトニズムにおける
アダムリリスエヴァの関係です。

『ダ・ヴィンチの罠 創世記』
 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/491.html

 に詳しい内容が記されていますが、

 少しだけおさらいをしておきましょう。

 元来、

 我々は両性具有であるにもかかわらず、
この世に生を受けるときに肉体はどちらか
一方のしか持つことができないので半身
は捨てるか置いてくることになるということ。



 そこで人間は、かつてひとつであったはず
のもう一人の自分を追い求めて異性しての
魂の伴侶(ソウルメイト)を探し求めるという
のが「アダムとエヴァの物語」
のアナザー・ストーリーであると ・・・

 つまり、

 エヴァがつくられる前にアダム(YY)
リリス(XX)が「神」によって創造
されていたというわけですが、


 『イヴの創造』 ヨハン・ハインリヒ・フュースリー

 後にアダムのあばら骨からつくられた
エヴァはXY(染色体のX・Yとは別物)と
いうことになり、かくして、

 人間の本質(本性)に隠された属性には、

  【男×男】 right アダム型(ゲイ性向)
  【女×女) right リリス型 (レズ性向)
  【男×女) right エヴァ型(標準性向)

 があって肉体的な性別の他にも精神的
な属性をもっているということでした。


『最後の晩餐』のヨハネ 『岩窟の聖母』のマリア

 そのことを象徴的に表現しているのが、
彼女、否、彼としての使徒ヨハネの容姿
なのですが ・・・

   

 話を戻しましょう

 ビッグバンで始まった第一幕でのロゴス
の誕生から第二幕では物質の出現として
の元素の合成、及び核融合を経て原子の
時代となり、恒星が生まれ、銀河、太陽系
、地球の誕生と時代が下り、いよいよユダ
の持つ袋の中身による地球の母星化計画
が始まったのが前半でのストーリーでした。



 「光あれ」(ビッグバン)で始まる創造の
プログラムも、ここまでに、約100億年の歳月
が経過し、創造の三日目までが終了します。


    出典:blogs.yahoo.co.jp

 続く四日目と五日目と六日目の途中までが
第二幕の中盤での話で、ペテロが持つナイフ
に象徴される出来事がいくつも起こります。

 そして、

 六日目の最後に人類が誕生して、第二幕も
終盤の佳境を迎えることになるのですが、


   人類進化 grace-church.or.jp

 第二幕から第三幕への移行時にイエス
誕生という大きな分岐点(大事件)が
あって、理性(ことわり)の秩序から感性
(たましい)への大転換が行われます。

 
『岩窟の聖母』第二幕版  『岩窟の聖母』第三幕版

 このポール・シフトのような出来事
「罠」中核にあって、それ故に、
人類の歩むべき「道程」みちのり)と
歴史が大きく狂い始めるわけですが、 

 ダ・ヴィンチが見た天啓とも思える
ような「幻」の数々は、そこに
発するエナジーだったのでしょうか


 さて、次回では第二幕の中盤から後半に
かけての舞台を解説する予定ですが、


       【地球年代表(年代記)】

 地球年代表では先カンブリア時代の中頃
(20億年前)から新生代の後半にかけての
約800万年~600万年前までの期間です。

 それでは ・・・

    
    パンゲア大陸の分離 wikiperia


 おいおい、話を戻すって
言ってたけど「パンドラの箱」
の話じゃなかったかあ

 

 「好奇心ゆえに、パンドラは
   箱を開けたんじゃろぅ」




 つまり、

 リリスパンドラアンタは ・・・

 「同一人物ってことかあ !!

  

 「ゼウスもワルよのぉ」


 ユダの習作(上)とイスカリオテのユダ(下)

 お、おれ、ゼウスじゃないからねase2

        

 … to be continue !!




コメント一覧

透明人間2号
『最後の晩餐』の場面であることは間違いありませんが、
それ以外の場面構成や設定の可能性も否定できません。
晩餐にしては外が明るすぎますし、ユダの持つ銭袋や
ペテロのナイフなどの小道具にわざとらしさを感じます。

その辺の考察を以下のURLに載せましたので、

http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/505.html

よかったら読んでみてください。怪傑ハマリオさん!

繋がりはパンドラとリリスとヨハネだけではないですよ。

むらさき納言さん!


怪傑ハマリオ
使徒ヨハネはヨハネ、女性っぽいかどうかは別にしても、
パンドラやリリスに繋がるわけないじゃん。

「最後の晩餐」を描いた壁画なんだから!
むらさき納言
やっぱり、「L.G.B.T」とは関係がありましたね。

でも、パンドラとリリスとヨハネがつながるとは・・・
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