この度、2025年11月18日をもちまして、
goo blogはサービスを終了することとなりました。
他社ブログへの移転先を、あれこれと検討した結果、
引っ越し先は〝Hatena Blog〟といたしました。
なお、当面の間はいろいろな事が起こりそうですが、
本gooブログは11月18日の自然消滅までこのまま継続
していく所存です。
リダイレクト設定を試してみましたが、不都合なる
場面に遭遇したので、転送を一時的に停止しています。
下記URLの方でも同じ記事が掲載されていますので
宜しければ、覗いてみてください!
URL : https://toumei-ningen.hatenablog.com/
★これからもどうか宜しくお願いいたします。
さてさて、
それでは『ダ・ヴィンチの罠 新大陸』のつづきです。
最初にアメリカ大陸を発見したのはコロンブスなのか、
そこが新しい大陸だと証明したアメリゴ・ベスプッチか、
「幸運なレイフ」cosinessandadventure.com
はたまた、幸運のレイフ(Leiv the Lucky)と呼ばれて
いるレイフ・エリクソンなのか!?
今回の記事では1000年以上も昔の新大陸発見の瞬間へ
時間旅行(タイム・スリップ・ジャーニー)してみたい
と考え、今まさに北アメリカの東海岸の大陸を目にした
レイフ・エリクソンが、指 👉 をさし示して同行者たち
に知らせている場面をスナップショットした絵の中から
スタート(実況放送)します。
左手には、確かに陸地のようなものが見えていますが、
もう少しだけ、UP(アップ)してみましょうか!
Leiv Eiriksson Discovers America, Christian Krohg image CC BY4.0 courtesy of Nasjonalmuseet
船は荒波に揉まれて激しく揺れ動き、天候はどんより
としていますが、目指すべき大陸は明るく輝いて見えて
いる模様(もよう)です。
少年の足元には侵入した水が激しく動いている様子が
描かれていて、船から身を乗り出して見つめている背後
には、陸地を一目見ようと駆け上がる男性の姿もあって
臨場感溢れる船内の興奮と荒波が『新大陸』発見の瞬間
をドラマチックに演出しています。
今回は、こうした『発見者』をテーマに記事を綴って
いきたいと考えています。
さて、
西暦980年アイスランド生まれのレイフ・エリクソンは、
父が作ったグリーンランドのヨーロッパ人コミュニティー
で育ちました。
それというのも、
レイフの父はノルウェー人で、殺人を犯しアイスランド
へと逃亡します。
その後、また事件を起こし追放されて西へ向かううちに
新しい国「グリーランド」を発見するのです。
《赤毛のエイリークのサガ》というレイフの父親の物語
もありますが、それは割愛するとして、ここではレイフの
話を続けましょう。
彼はノルウェーでオーラヴ1世に謁見し、キリスト教に
改宗します。
ノルウェー王に選ばれるオーラヴ・トリグヴァソン
(ペーテル・ニコライ・アルボ画) ja.wikipedia.org
そして、キリスト教を布教するように指示を受けます。
その後、グリーランドに戻る途中において北アメリカ
大陸を発見するのですが、そこには諸説あって ・・・
たとえば、
船が航路を外れてしまい、新しい土地を探そうとして
いたら偶然に辿り着いてしまったとか、別の船乗りから
北アメリカの新しい土地について聞き及び、その場所を
目指したなどの説があるようです。
また、
彼らが辿り着いた場所は正確にはわかっていないよう
ですが、ラブラドールというカナダの北東部に位置する
地域からチェサピーク湾というアメリカ合衆国の東海岸
にある港のあたりだと言われています。
レイフ・エリクソンと彼の仲間たちは、上陸した場所
に、(ヘルランド石が平たい場所)とか、マークランド
(森のある場所)、ヴィンランド(ぶどうが育つ場所)と
いうような名前をつけたとされています。
それにしても、
2人がそれぞれに新大陸を発見するなんて、何という
幸運な親子なのでしょうか!!
『レイフ・エイリークソン、アメリカを発見する』 クリスチャン・クローグ画
さらにこの絵には、まだ海を超えた物語があるのです。
1891年に、ノルウェーの画家クリスチャン・クローグ
は、この作品をシカゴにある記念協会(ノルウェー系の
アメリカ人によって設立された組織)から委託されます。
その委託はコンテストで、中世アイスランドの『サガ』
と呼ばれる物語集に描かれているレイフ・エリクソンの
アメリカ発見を描くというもので、コンテスト優勝作品
は1893年のシカゴ万国博覧会に展示されるのです。
クリスチャン・クローグの絵は優勝、ヴァイキング船
のレプリカ「ヴァイキング」と一緒に展示されました。
現在、この絵はこのオスロの国立美術館にありますが
クローグの息子、ペール・クローグによって制作された
この絵のコピーがアメリカ合衆国議会議事堂に掛けられ
ているそうです。
レイフ・エリクソンは、
ヴァイキングの伝説的英雄レイフ・エリクソン cocoon-lab.blog
”幸運のレイフ"(Leiv the Lucky)と呼ばれています。
それは、北米大陸を「発見」し、無事に帰還したこと
から来ています。
ヨーロッパ人として初めて北米の地を踏んで、新しい
土地との遭遇を生き延びた人物。
「幸運」には 未知の海域を航海し、未踏の土地に上陸
するという大胆な冒険を成功させたということだけでは
なく、航海中の多くの自然の危険や困難を克服したこと
も含まれているのだと感じます。
(参考)
https://www.nasjonalmuseet.no/en/collection/object/NG.M.00558
https://www.govinfo.gov/content/pkg/GPO-CDOC-107sdoc11/pdf/GPO-CDOC-107sdoc11-2-36.pdf
「レイフ・エリクソン、アメリカを発見する」
”幸運なレイフ”の新大陸発見の旅
「自分自身」に出会うためのアート鑑賞
Cosiness and Adventure cosinessandadventure.com
より、適宜に抜粋・引用・加筆・編集いたしました。
ダ・ヴィンチが 500年後の世界に遺した傑作の数々が
歴史上稀有で偉大なる瞬間を永遠に記録する秘密の罠を
担うものであったように『新世界』の存在は、その後の
世界史に多大なる影響力を及ぼすことになるのです!
むむう!
この男は、何も、気づいておらんが、実のところ『発見者』は縄文人の先祖なんじゃ!
何万年も前の大昔のことじゃがのぅ!
シベリアとアラスカを結ぶベーリング海峡を渡ったんじゃ!
「お前さんは、どう思うかのぅ!?」
んんっ、
「ベーリング海峡って陸続きだったの!?」
「大昔は続いておったんじゃよ!」
なんでやねん!
(知らんかったわ!) う~む (^▽^;)(^^ゞ
なんだかなぁ!
「大航海時代とカモメ」www.4gamer.net
… to be continued !!
「コロンブス船団」(サンタマリア号・ピンタ号・ニーニャ号)www.1999.co.jp
スペイン王室の支援を受けたクリストファー・コロンブス(1451ー1506)は、
1492年8月3日、カラック型帆船「サンタ・マリア号」に乗船し、2隻の帆船を
率いてスペインから現在の東南アジアや東アジア、日本(黄金の国ジパング)を
目指して最初の航海に出発し、1492年10月12日、南北アメリカ大陸に挟まれた
カリブ海に浮かぶサン・サルバドル島に到達しました。
コロンブスよりも500年前に米大陸へ到達したバイキングと考えられている
レイキャビクにあるハットルグリムス教会に立つレイフ・エリクソンの像!
(PHOTOGRAPH BY ARCTIC-IMAGES, CORBIS)
「幸運なレイフ」cosinessandadventure.com
レイフ・エリクソンの銅像 www.aflo.com