2年前に思い立ってセージを栽培した。
まだ名残は残っているが手入れが悪いのであまりきれいではない。
元はと言えばサルティンボッカを作りたくてセージを植えてみたのだった。
なぜサルティンボッカかというと「モスクワの伯爵」に登場した料理だったからだ。
2年も経ってしまったがその本はまだ思い出深い。
ロシアの精神世界を彷彿とさせる本だった。
しかし書いたのはロシア人じゃないというところも衝撃的だった。
それからロシアによる戦争が始まった。
ロシアの国内にも色んな人がいるのだろうがきっと同じような精神世界が渦巻いているのだろう。