アギトゲの独り言2

飼育中のアリの観察記録風味

2017-04-29

2017年04月29日 21時17分23秒 | 12 ヨツボシオオアリ

越冬幼虫の一部が繭化し始めた。
周囲のワーカーと比して大きくも小さくもない、無難なサイズに見える。
結構な数の越冬幼虫が居るが、大部分は未だに殆ど成長していない様に見える。
幼虫の成長に差が生じているのが自然な展開なのか、給餌に不足があるからなのかは解らない。

女王様の腹部は肥大が見られない。


しかし、それなりの数、産卵している。

飼育開始から6年目になる事だし、今シーズンで一気に大コロニーにしたいところだ。

2017-04-22

2017年04月22日 21時34分02秒 | 16 C.storeatus

昨年より飼育しているアフリカ原産のオオアリ。

C.fulvopilosusと非常によく似ているが、


腹部背面の立毛の密度が若干違う。
この違いは大型個体の方がより顕著で女王様は見間違える事はなさそうだ。
小型ワーカーについてはお察しください。

画像中に1匹大きな幼虫が居るが、残念ながら繭を張らなかった。
他に同じ位の幼虫が2匹居て、同様に繭を張らず裸蛹になり、その数日後には食害されている。
この幼虫も同じ経緯を辿るだろう。

それなりに控えている後続達は無事に羽化して貰いたいが、どうなる事やら。

2017-04-15

2017年04月15日 21時09分25秒 | 14 C.fulvopilosus

3年前から飼育しているアフリカ原産のオオアリ。
この時は餌場を本拠地にしていた。


現状、ワーカー数は増えているし、ある程度大型化も進んでいるが順調とは程遠い。
本来ならワーカー数4桁に到達していてもおかしくないのだが、そうなっていないのは、毎度御馴染み飼育者の管理不備が原因だ。

先ずは居住空間の拡充、そして給餌をしっかりする事を徹底し、一家の発展を後押ししていきたいところだ。

2017-04-08

2017年04月08日 21時17分24秒 | 16 C.nigriceps?

昨年から飼育しているオーストラリア原産のオオアリ。
C.consobrinusと近縁だと思うが良く解らない。


1年飼育しての現在の一家。
ワーカー数は然程増えていない。これは飼育者の給餌が悪かった為。

ワーカーと比して大きく育った幼虫が数匹見られる。
無事に兵アリに育ってくれると非常に嬉しいのだが、どうなるか。

2017-04-04

2017年04月04日 20時47分35秒 | 12 M.arenarius



ワーカー数に大きな変動はない様だ。
以前羽化した有翅雌は何処を探しても見当たらない。
約1年程は餌場に出るなど、働き型雌と言える様な立ち位置にいた。
女王様として産卵に特化した生活を送らなければ、寿命10年以上とも言われる程の生命力を発揮出来ないのだろうか。
或いは、何かしらの要因で排斥されてしまったのか。いずれにせよ観察不足で結論は出せない。

女王様の居る部屋の左下、給水用のパイプ付近は石膏が完全に削り取られてしまっている。
新たに蟻巣を作る際は、石膏の強度を見直す必要がありそうだ。