この度は全国平家会の創立40年記念事業のひとつでもあります「第50回 平家雛流し神事」について報告申し上げます。
平成27年3月8日、
赤間神宮「第50回平家雛流し神事」曲水の宴(歌会)にて、
全国平家会会長 野崎浩 詠
「神前に 和歌(うた)奉る みやこびと
八百三十年(やおみそとせ)の 想ひ巡らむ」
今回特別に、
平家雛流し神事のため、京都から冷泉家(冷泉為人様、冷泉貴実子様はじめ皆様)初のご来宮でございました。
平家一門が京の都をあとにして832年。
※平家物語では、冷泉家の祖 藤原俊成卿と薩摩守平忠度の別れの場面はとても有名です。
一門が京の都をあとにしてから、
これまで、まったくご縁が途絶えておりましたが、
壇ノ浦合戦830年記念の今年、
ようやっと実現いたしました。
神事当日、冷泉家の皆様には、古式ゆかしき装束をめされ、冷泉流の節回しにて、
赤間神宮御祭神 安徳天皇様の大前にて冷泉家 和歌披講の奉納がおこなわれ、
続いて曲水の宴(歌会)をご覧になり、その後、紙雛を壇ノ浦へ流す行事にもご参加下さいました。
なお、神事前日に下関へご到着されて、参宮前に壇ノ浦へおつれして、諸々と当会会長がご説明申し上げご案内をいたしました。