底力

横綱・朝青龍が歴代単独4位となる
23度目の優勝を果たしました。

やくみつるさんの1勝2敗で欠場⇒引退なんて予想もあり(笑)、
今回の優勝は誰もが「おやっ」と思ったのではないでしょうか。

取組も少々荒く物議を起こりそうでしたが、
あまりの勢いに何もありませんでした。

優勝後の会見では相変わらず節が出てましたね。。
生意気！なんて思った人もいると思いますし、
横綱の品格としていえば低いのは言うまでもありません。

強さと品格のバランスは難しいの一言に尽きます。

私は、横綱の様子を見て取り組みについて言えば、
自分の心身の調子の良さにかえってエネルギーが
溢れ出てあのような動きになったのではないかと思いました。
場所前の練習でのていたらくといったらありませんでしたから。

横綱の言葉にもありましたが、今回まさに「崖っぷち」
優勝はよっぽどうれしかったのではないかと思います。

まさに”火事場のクソ力”でしたね。

横綱といっても幕内力士相手に勝つのは至難です。
人間崖っぷちに立てばこれほどの力が出せるのかと感動しました。

自分を追い詰め奮い立たせる環境は必要だと刺激になりました。


日々是重圧