わらしべ☆music

わらしべ長者の如くドンドコ音楽を発掘していくのはトテモ楽しい・そんな日々。
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おばあちゃんな日々

2007-01-31 | 
ここの所、おばあちゃんの様に腰痛だ。腰痛には骨盤を矯正するといいらしいと聞き付け、ベルトをもんのすごーくローウェストできつめにしている、寝るときも。心なしか楽だ。
以前母親が、着物用の幅広ゴムを自分サイズに筒型に縫い合わせておパンツの下に直穿きしてるのを自慢げに見せられて(え~…。)なんて思っていたけど、原理はそれと一緒だ。侮れんな家庭の医学(違う??) 思いきりゴキゴキいうくらい矯正して欲しいなぁ。

まあ、それはそれで

久々に大人の一気買いをしました、漫画。→→
「海よりも深く」吉村明美/小学館
死を予言された女子大生の恋物語。
愛を夢見る女子大生の千年眠子は、うさんくさい霊感占い師に「余命3年」と予言される。途方に暮れる眠子の前に、四方山十三という男が現れた。彼もまた、同じ占い師に3年後の死を予言されていたのだった!!

同じ作者の別の作品
「薔薇のために」を友達の家で一気読みしてガーン!と頭を殴られる如くすごーく面白かったのでこれも気になっていたのだけれど、機会を逸していたので思い切って。なんだかあらすじだけ見るとうさんくさいし少女漫画なイメージですが、これがもう人の心の裏側をえぐりまくりで!一回は泣いてしまいました私は。
絵は正直あんまり好みではないのですが、そんなのどうでもいいこの際。
後半は作者自身の憤怒を話の筋と関係なくキャラに言わせまくりですが、そんなんもどうでもいいこの際。
コレを読んで喚起させられるのはELLEGARDENのこんな歌詞↓

血の滲んだ足跡 置いていかれた記憶も
誰にだってあるだろ 隠すつもりもないけど

    (「高架線」より抜粋)


そうそう、誰にだってあるのだろうけれど実は自分の抱えたものをハッキリ言葉にして表せるヒトってそんなにいない気がする。みんなそうやってなんとか、なんとなく生き過ごして行くところを、このマンガはハッキリ形にして見せてくれる。現実的じゃないのだけれど、形に表すのならばこんな心模様。
やっぱりスゴイよこの作者。
北海道にいつか行ってみたいと思う(まだ未上陸)。

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