任天堂、神のアフターサービス。

よくネットで取り上げられているが、任天堂のアフターサービスは、本当に凄い。

先日、僕が一番使用している「DS Lite」の蝶番(ちょうつがい)部分にヒビが入ったので、任天堂が無料で提供している「修理品発送キット」を取り寄せ、DS Liteを修理に出した。この「DS Lite」は、発売日に購入したため、1年9ヶ月を経過しており、保証期間はとっくに過ぎていました。ちなみに、任天堂HPのサポート情報によると修理の目安は3500円とのこと。

■故障部分は、電源ランプ横の蝶番のヒビ。



本日、修理したDSが戻ってきたので、箱の中を確認すると、まったくの「新しい本体」に交換されていました。明細を確認すると、部品代０円、技術料０円、修理代０円。要するに無償の交換対応をして頂いたのです。

そして、明細には…
「このような破損は有償修理になる場合がありますが、今回は無償にて修理させて頂きました。本体を交換し、シリアル№も変更させて頂きました。」とのコメントがあった。保証期間を過ぎてから壊れた機器を無償で交換するなんて、通常は有り得ないことだと思うが、任天堂は良くこの対応をしているらしい。

「儲かってるから、それくらい。」
「無償で直しても、新たにソフトを購入してもらえば儲けが出る。」
…という考えも一理あるが、企業というものは、そう甘くはない。この行為は、任天堂がユーザをどれだけ大事にしているかのパラメータであると思っている。

更に、驚くべきところは、修理前にDSに貼っていたシールが、交換後のDSに貼りなおしてあるではないか。ここまで凄いか、任天堂の真心対応。利益だけを追求する会社には出来ない対応であることを理解できますか。やはり任天堂の強みは、常にユーザ視点で、正しさを判断できることだと改めて実感した。

■交換後のDSLite。外側のシールは、修理前のDSと同じに。


■勿論、内側のシールだって修理前のDSと同じに。

そうそう、修理前のDSに貼っていた「保護フィルム」も、送り返してくれました。
任天堂、素敵すぎる。生涯、任天堂について行きます。