冷たい「雨」と、温かい「おでん」

「今年の海も最後にしようね！」…と言いながら集まった朝6時。
友達含めて５人。時期は、いつの間にやら11月下旬を刻んでいます。今年19回目。

天気予報は、曇りのち雨。

朝方の寒さに身を縮めながらも、長袖の上着に腕を通し、各自「さみィね！」と言いながら…。向かう先は「海」。今年の打ち上げで「おでん」をするため、カセットコンロと鍋を持参で。

海に着くと、他に来てる人も、ちらほらいる…まだ遊べると勇気付けられる。

一発目に海に入るまでは、気持ちが負けそうになる寒さ。
長袖タッパーの上にシーガルでは、厳しくなってきたみたいだｗ　それでも、海の中に入り慣れると、外の方が寒く感じるので、逆に外に出れなくなったりするから不思議だ。海の中が、温泉に感じる錯覚…分かりますか！？ｗ

そんなこんなで、午後近くになると…天気予報通りに、「ザー」と音を立てるほどの雨が振ってきた。海に浮かびながら降り注ぐ雨を眺めていたら、急に自然の中に放り出された感覚になって気が遠くなった。生きながらにして、生きる実感をこれほど感じれることって少ないと思う。。。

しばらく遊んでから、海を上がり、寒さに震えながら、着替えを済ます。

雨も小降りになってたので、おでんを開始。
大きめの鍋に、ひたひたと漬かる具。ぐつぐつと煮立つ音に、食がそそられます。

寒い海で、食べる温かい「おでん」。これほど美味しいとは想像出来なかったかも。かけがえのない想いでがひとつ増えた日でした。