県立広島大学同窓会三次支部です

県立広島大学同窓会三次支部です。安芸高田、三次、庄原地区に住む卒業生相互の交流と地域振興に寄与できる会を目指しています。

ぽつんと一軒家 NO3

2021-03-06 21:26:16 | 行事

来春次男(33歳)家族が帰って農業を継ぐにつけ、母(97歳)が特別養護老人ホ-ムのショートステイにお世話になっているにつけつくづく思うことは、若者に対しても、老人に対しても日本には住宅政策が全く欠けている現実です。

(若者の現実)

 せっかく帰農を決断して帰ってくるので、小さな住宅でもと思いJAへ行くと、『息子さんは現職を辞され所得証明が取れませんから、住宅資金の貸付は出来ません。お父さんは73歳ですからダメです』とのこと。かっては、農業後継者住宅資金という無利子の制度資金がありましたが、今はそれもありません。高野町内には市営住宅も民間アパ-トもありません。住むところ無くして、Iターン、Uターン、定住とは何事かと思う。居住の流れは自然に歳に向かい、農村には住む者が居なくなるのは当然。稼いで金をためなければ。

(老人の現実)

 母は月役10万円の負担がいる。母の年金は3万5千円。近くの老人施設を訪ねてみると、特養で月6万円。民間施設で15~20万円。夫婦で施設にお世話になると、月30~40万円の負担が必要。健康でピンピンコロリを目指すしかない現実だ。でも全員がそうはいかない。私は、脳性小児麻痺の長女を育ててもらった社会へのお礼を含めて、三次に10戸の2DK住宅を建てるべく設計を依頼している。同一敷地に長男の妻と母。次男夫婦の4人。看護師が居る。住宅は犬猫OK、菜園付住宅としたい。アパ-トの名前は『人生の楽園 フォ-ブル3』としたい。



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