富谷には、本格的なコース料理がいただける老舗のガーデンレストラン「ノースポール」さんがあります。
以前、たしかそこは家具工房だったような・・・
お店の外観は、ほぼ当時そのままの建物にシンプルで控えめな看板。
その風情は、まさに隠れ家。
初めて来た人なら、思わず通過してしまいそうです。
そんな気取りのない「ノースポール」さんですが、その入り口のドアを開けたら、もう別世界!
木彫の温かみのある店内は、左手に食事スペース、右手に手作りの小物や食器・アクセサリー等の並ぶ、お洒落なギャラリー(もちろんお買い物もできます)。
そして正面奥は、格子窓から柔らかい日差しが差し込む明るいテーブル席(こちらはデザートをいただく部屋です)。
その光景の美しく整った雰囲気に、一瞬立ち止まってしまいそう。
外観と内装のギャップは、まさにお見事!感動ものです。
そしてお料理のいい香りと、ホールスタッフの方の明るく柔らかい笑顔に迎えられ、丁寧に席へと案内いただくと、早くもホッと一息。
席から窓の外を眺めてみると、一見無造作風で自然のままに育っているかのような綺麗な草花が揺れています。
これは・・ イングリッシュガーデン
あまりに不思議(ステキ)なので「この庭はどうなっているのですか?」とお尋ねしたところ、「一生懸命草取りをして、大切に育てています」とのお話し。
「たくさん見てあげて下さい」との愛のこもったお言葉に、やはりしっかり手をかけておられるのかーと、感心してしまいました。
お料理は、フレンチ&イタリアン、プラス時々和風のコース料理。
ランチのメニューはこちらです。
お料理1品1品を、丁寧にご説明下さりながら出して下さるので、楽しさもプラスです
では、そのお料理をご紹介しましょう。
今日は「季節のプチコース」をいただきました。
1品目アミューズ
<かぼちゃのムースとラタトゥーユゼリー>
冷たくてなめらかなかぼちゃのムースに、新食感のラタトゥーユゼリー。美味しい!
2品目オードブル
<冷製七ツ森サラダ自家製ニンジンドレッシング>
撮影を忘れて思わず食べきってしまったので、ここは解説で。
シャキシャキレタスを囲んで、生で食べられるかぼちゃ(?)やピクルス等々、7種類の野菜が彩りよく飾られ、フルーティなニンジンドレッシングが、それぞれの味を引き立てている。様々な食感も楽しいフレッシュで爽やかな美味しいサラダです。
3品目スープ
<野菜と米粉のスープと米粉パン>
こちらは、筆者にとってまさにお目当て!
ポッテリとして甘みのある、米粉を使ったこのスープ。他ではなかなか味わえません。
米粉パンはフワフワ。くちどけも良くスープによく合います。
お花の演出も素敵ですね~お庭のお花との事です。
4品目メインお魚料理
<銀鮭の香草パン粉焼きゆずのソース>
ほんと美しい一皿。素材もソースも丁寧にお料理されていて、まさに愛を感じる1品。
もちろん、とっても美味しくて、ほっこりするメインです。
5品目メインお肉料理
<登米産大泉ポーク低温ローストブルーベリーソースと舞茸ご飯>
これはこれは驚きの一品。お肉にブルーベリーソース!
興味津々でいただいてみると、合うーーほんと美味しい。初めての味わいです。
お肉もとっても柔らかで食べやすい。(ちなみにブルーベリーは富谷の名産品です)
そして添えられた舞茸ご飯は、粒立ったお米の美味しさに、薄めのお醤油味と舞茸の風味が合わさって、とっても美味しい炊き込みご飯です。
そして6品目はデザート
ここで、開放的なテラス席に移動。
そちらにも、沢山の小物や食器類が飾られ、1つ1つ見て回るのも楽しいです。
本日のデザートは、パンナコッタパッションフルーツソース・苺のムースケーキ・チョコレートシフォンの3品。
それとお飲み物。今日はホットコーヒーをチョイスしました。
それぞれに甘さ控えめのプチサイズで、たとえお料理でお腹がパンパンでも大丈夫!
その美味しさが、ちゃんと味わえます。
甘酸っぱくフルーティなパンナコッタと苺のムースケーキ。シフォンケーキはフワフワでくちどけよくとっても美味しい。
ホッとするひととき。幸せな時間になりました
「ノースポール」さんは、国道4号線の富谷医院のある交差点を小野・宮床方面に、お車なら1・2分、右手にあります。
くれぐれも通過してしまわぬ様ご用心ください。
この看板を右です。上にも駐車場有です。
この奥がお店の入り口です。
上の駐車場からは、こちらの階段で。
ぜひ足をお運びください