この連休に映画を観て来ました。
今回は、妻が観たいという「キングダム」でした。
原作も知らないで、誘われて付き合ったんですが、
久々に楽しめた邦画のエンタテイメントだったなと感心しました。
ただね。それが歴史上の他国の設定ではあっても、これも紛れもなく戦争映画です。
しかも、見ていて、単純に爽快さを覚えてしまうようなテンポで魅せてくる演出でしたし、
これを見たあとで、何かを深く考えさせるような内容かといえば、そうではないし。
あられもない戦闘シーンの楽しませ方は娯楽以外の意味ではなくて。
そこ考えると、はっきり言って、私はいい気はしなかった。
今の時代、こういう作品には、金を出して作らせるんだなあって。
そういう点で、これでいいんだろうかなって。
いやあ、そういう時代なのかしらって、ヒヤリとしました。
なんか、今年の賞でも取りそうな小気味よさが薄ら怖かったなあ。