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スイートプリキュア♪

2021年08月14日 08時00分00秒 | スイートプリキュア♪


スイートプリキュア♪』(SUITE PRECURE♪)は、2011年2月6日から2012年1月29日まで、朝日放送の制作により、テレビ朝日系列で毎週日曜8時30分から9時(JST)に全48話が放送された、東映アニメーション制作の日本テレビアニメ。『プリキュアシリーズ』の通算8作目にして、6代目のプリキュアに当たる。

概要

本作品も前作同様2人構成で物語がはじまる。タイトルに使われているスイートは「組曲」を意味する音楽用語であり、そのタイトルの通り「音楽友情」がメインテーマとなっている。朝日放送 (当時) の松下洋幸プロデューサーは「今までにない『新しい仕掛け』を盛り込む」、東映アニメーションの梅澤淳稔プロデューサーは「音楽をテーマに、散らばった伝説の楽譜の音符など、シリーズ最大のスケールで描いていく」としている。プリキュアの2人がピンチに陥った時に現れる「謎の仮面のプリキュア」など、新たな要素も組み込まれている

主人公である北条響(キュアメロディ)役の小清水亜美と南野奏(キュアリズム)役の折笠富美子は、以前に同時間帯にて放送されていたアニメ『明日のナージャ』において、メインキャラクターの声での共演歴がある。また前作に続いて、主題歌を手がける工藤真由も声優として出演しており、本作品では音符の妖精・フェアリートーン役としてレギュラー出演を果たしている

前作から始まった、データ放送との連動で番組放送中にプリキュアポイントを貯めるミニゲームも引き続き行われた。

東日本大震災による放送スケジュールの影響

2011年3月11日に発生した東日本大震災東北地方太平洋沖地震)の影響で、後述の通り一部放送スケジュールにも変更が発生した他、「(震災があった年だったので)意図的な部分も無意識的な部分も含め、多分に震災の影響が盛り込まれていたと思います」と境宗久シリーズディレクターがコメントしているように、作品内容そのものに対しても少なからぬ影響が及ぶこととなった。また被災者への応援メッセージとして、同年5月20日には東映アニメーション公式サイトで、応援メッセージ動画『プリキュアからみんなへの応援ムービー』が配信された。また、話数に関しても当初の全49話予定から1話短縮され、全48話となった。

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エンディング主題歌

2021年08月14日 08時00分00秒 | スイートプリキュア♪

エンディングテーマ

エンディングアニメーションでのプリキュア達の踊りの振り付けは、前2作に引き続き前田健が担当した。

「ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!」(1話 - 23話)
作詞:六ツ見純代、作曲:高取ヒデアキ、編曲:籠島裕昌、歌:池田彩
踊りを披露するのは、キュアメロディとキュアリズムの2人である。
映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』では、挿入歌として使われ、同曲のPVシーン(響たちの回想シーン)にて、ダンスシーンや最終回後の様子を描いた映像が流れていた。なお踊りを披露したのはキュアメロディ・キュアリズムの他、キュアビートとキュアミューズを加えた4人となった。
「♯キボウレインボウ♯」(24話 - 48話)
作詞:六ツ見純代、作曲:山崎燿、編曲:Mine Chang、歌:池田彩
踊りを披露するのは、キュアメロディ、キュアリズム、キュアビート、ハミィ。途中からフェアリートーン(ドドリーを除く)と音符も踊る。また第38話からはキュアミューズが加わり、ハミィの位置が変わった。最終話では本編終了後CMを挟まず即エンディングが流れた。
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オープニング主題歌

2017年08月14日 08時00分00秒 | スイートプリキュア♪

オープニングテーマ

本作品では中盤よりOP曲が変更され、これに伴いキャラクターや映像も一部マイナーチェンジとなった。24話から映像の一部がキュアビートの加わったものに変更し、38話からはキュアミューズ(真の姿)とノイズ、最終形態のトリオ・ザ・マイナーが加わった映像に変更された。

37、46、最終話ではアバンタイトルなしで番組開始後即オープニングが流れた。

「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪」(1話 - 23話)
作詞:六ツ見純代、作曲:marhy、編曲:久保田光太郎、歌:工藤真由キュア・カルテット
インストゥルメンタル版が挿入歌として使用された回がある。
「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪〜∞UNLIMITED∞ ver.〜」(24話 - 48話)
作詞:六ツ見純代、作曲:marhy、編曲:久保田光太郎、歌:工藤真由(キュア・カルテット)
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私立アリア学園中学校

2017年04月21日 17時00分00秒 | スイートプリキュア♪

登場人物

プリキュア

響と奏は「私立アリア学園中学校」(以下「アリア中」)2年A組のクラスメイトで、エレンも第28話から通うことになり2人と同クラスになる。アコは市立加音小学校の3年生である。

一人称は全員「わたし」。幼なじみ同士の響と奏の2人は呼び捨てで呼び合っている。エレンとアコの呼び方と呼ばれ方については各々の項目を参照。

北条 響(ほうじょう ひびき) / キュアメロディ
 - 小清水亜美
本作品の主人公で、加音町に住む14歳の女子中学生。茶色の腰まで届くロングヘアが特徴。私服は黒とマゼンタを基調としたものを着用している。
活発かつ元気な性格だが、寂しがり屋で涙もろい面もある。負けず嫌いでもあり、正義感も人一倍強い。ナイーブな一面を敵に利用されることもある。
一人っ子であるため弟がいる奏を羨ましく思い、年少のアコに対しても積極的に接している。
幼馴染の奏とは親友同士だったが、中学の入学式での誤解が原因で犬猿の仲になるが、奏とともにプリキュアになったことを機に誤解が解ける。現在もケンカこそ多いが、深い信頼で結ばれた独特の友情を構築している。
幼少時はピアノを習っていたが、ある時父とのすれ違いから「自分には音楽の才能がない」と思いこみ、以来音楽全般から距離を置く。しかし、音楽への愛情を捨てきれず、第3話で音楽への情熱を取り戻し、第17話では母との交流をきっかけにピアニストを志すようになる。
長いブランクからピアノの腕前は落ちていたが、奏との連弾やエレンの指導によってコンクールで準優勝するほど上達した。
食欲旺盛かつ甘いものが好物であり、奏と険悪だった頃も頻繁にスイーツ部の部室に侵入し、菓子を摘み食いしては奏を怒らせていた。また、南野家の店のケーキが好物。
運動神経は抜群だが、運動自体が好きなため特定の部活には所属せず、助っ人に徹している(前述のピアノ修行により一時中断していた時期あり)。その一方で、勉強や料理は不得意で絵心もない。テスト勉強ではズルをしようとしたこともあった
父は著名な音楽家で、母は世界的ヴァイオリニスト。今の中学に入学したのは父の勧めである。
口癖は「ここで決めなきゃ女がすたる!」



南野 奏(みなみの かなで) / キュアリズム
声 - 折笠富美子
響とは幼馴染。オリーブ色をしたロングヘアが特徴。私服はピンク色と白を基調にしたものを着用している。
真面目で友人や教師からも頼りにされているが、人一倍頑張る努力家。芯が強く、涙を見せることは滅多にない。
納得のいかないことは譲らない一面もあり、「大切な相手には厳しくても、本音を言うべき」という考えから、親友の響や悪戯好きな弟に対しては怒りやすい。
自らをおとなしい性格であると言っているが、周囲からは「怒ると誰よりも怖い」と言われ、その性格もあって響との仲が回復した当初も仲違いをし、響を傷つけることもあった。
響の子供っぽさをよく理解しており、響が冷たい態度を取ってもあえて対抗しないことがある。
ネコ好きであり、特に肉球に目がない。
運動神経は低いが勉強と菓子作りは得意で、学校ではスイーツ部に所属している。パティシエールとして跡を継ぎ人々を笑顔にするという夢をもち、父をとても尊敬している。
学園のアイドルである王子に想いを寄せており、彼のこととなるとパニックに陥ったり、行動が空回りする。少し妄想癖があり、自分だけの世界に入り込んでは度々響に呆れられている
自宅はカップケーキショップ「Lucky Spoon」を経営している。また、小学3年生の弟がいる。
口癖は「気合のレシピみせてあげるわ!」。
黒川 エレン(くろかわ エレン) / キュアビート
声 - 豊口めぐみ
元々はセイレーンが人間形態になっていた姿だが、第21話でのプリキュアへと覚醒したと同時にこちらが本来の姿となる。
暗い紫色のロングヘアが特徴。髪型は向かって右側につけていたS字形の金色の髪飾りから、黄色のシュシュで髪の一部を少し結んだものに変わった。首輪(人間体ではチョーカー)についていたペンダントも覚醒時に消滅し、セイレーン本来の猫の姿を含め他者に変身することもできなくなる。私服は黒と淡い紫色を基調としたものを着用している。
敵対していた頃は響と奏を蔑んだ言葉で呼んでいたが、親友になってからは名前で呼ぶようになる。響と奏からは本人の意向から「エレン」と呼ばれている。
第21話でハミィを救いたいという想いから無意識にプリキュアへと覚醒したが、自身に潜む憎しみの感情から当初は変身を躊躇っていた。しかし、第22話でハミィを想う心から「キュアモジューレ」が出現し、第23話で「今まで壊してきた絆を守りたい」というハミィの助言もあって、プリキュアとして戦うことを決意する。
現在は「調べの館」に住んでおり、音吉の支援で第28話から響たちのクラスに編入する。
一見クールだが、実際は臆病かつ緊張しやすい性格でお化け屋敷用のお化けのセットに驚いたこともある。独学で学んだ人間界の知識を変に解釈することがある。
セイレーンの頃と同じく情報収集を怠らないが、奏やハミィの情報をメモするなど行き過ぎなところがあり、作り物を見ただけで取り乱すほどのお化け嫌い。
昔から人付き合いは不得手で、ハミィの他に友人がおらず、響や奏との接し方に悩んで名前すら呼べなかったが、響たちとも徐々に絆を深めていく。
「エレン」という名前は第1話により響の前で名乗った仮の名前だったが、以降人間界の人々にはその名で呼んでもらうことを望んでいる。しかし、ハミィを始め人間界外の者などは一貫して本来の名前で呼んでいる。
猫の言葉は理解可能で、身軽さから岩山も軽々と登ることができる。
決戦後はメイジャーランドには残らず、響たちと加音町に戻っている
マイナーランド時代の詳細はセイレーンを参照。
調辺 アコ(しらべ アコ) / キュアミューズ
声 - 大久保瑠美
メイジャーランドの王女で、メフィストとアフロディテの娘。9歳の小学生。髪型はオレンジ色のショートボブで、アンダーフレームの伊達眼鏡をかけている。私服はピンク色のTシャツの上に青いオーバーオールを着用している。現在の容姿は素性が知られない為の変装であり、メイジャーランド時代は眼鏡をかけず腰まで届くロングヘアーにひまわりのティアラを付け、黄色のドレスを纏っていた。
響たちのことは呼び捨てで呼び、自身のことも呼び捨てにするよう求めている
寡黙かつ大人びた性格で、表情を崩すことは滅多にないが、柔らかい表情や負けず嫌いな一面もみせる。運動神経は抜群で、手先も器用で音吉に手作りの人形をプレゼントしたこともある
当初は家族と離れて暮らす寂しさから他人を拒んでいた。クラスメイトの奏太には冷めた態度をとりつつ行動を共にする。響や奏に対しても辛辣な言葉をぶつけていたが、徐々に言動や態度を軟化させていく。
父・メフィストの変貌により、祖父・音吉のいる「加音町」に身を寄せるが、両親を想う心から「キュアミューズ」として覚醒する。しかし、母を心配させないために素性を隠して行動していた。
第34話ではメフィストのピンチを庇い、「父を救いたい」という想いとプリキュアの使命との板挟みに苦悩するが、ドドリーを介した音吉の後押しや、黒幕であるノイズを睨んだキュアメロディの言葉で戦う覚悟を決め、続く第35話でプリキュアや父の前で正体を明かす。
メフィストを助け出した後、両親から帰郷を望まれたが、プリキュアとしての使命を尽くすため加音町に留まることを決意する。
ノイズを浄化したあとは加音町に戻り引き続き加音小学校に通学し、奏太以外にも友人ができた様子が描かれている。
 

私立アリア学園中学校

王子 正宗(おうじ まさむね)
声 - 小田久史
3年生。学園のアイドル的存在で、奏の憧れの人。ブロンドの長めの髪と黄色の瞳をもつ。
学内の楽団「音楽王子隊」のリーダーで、ピアノを担当。
どんな時でも微笑みを絶やさない穏やかな人物で、困っている人がいると放っておけない性格。そのため、みんなからは慕われている。気取ることもせず、時には滑稽な姿をみせることもある。第24回加音町立サンドアート大会で優勝した過去がある[35]
北条家の人間と関わることが多く、響の父・団の元で指導を受けている。また、響の母・まりあは王子の憧れの存在で、まりあが授業参観に来た際には興奮していた。
一度、男子でありながら奏にキュアミューズの正体ではないかと勘違いされた。
作中に登場する際はいつも制服姿で私服姿の描写はなく、家族構成も不明。
西島 和音(にしじま わおん)
声 - 儀武ゆう子
響や奏の同級生で、青いショートヘアの少女。
響と同じくスポーツ好きで、様々な部活で助っ人をしているが、成績面は「響に悪い意味で負けない自信がある」とするほど芳しくない。
響の力になりたいと強く考えており、響の助けとなってくれるほか、響の指笛を聞いただけで駆けつけるときもある。
東山 聖歌(ひがしやま せいか)
声 - 西野陽子
3年生。ウェーブのかかったブロンドの髪をポニーテールにした、容姿端麗な外見の女生徒。
奏が所属するスイーツ部の部長だが、「堅苦しい」ため部長と呼ばれることを好まない。奏には「スイーツ姫」と呼ばれている。
スイーツ作りの腕前はプロ並みで、奏ともいい勝負。奏のことを気にかけ、よく助言している。
優しい性格をしており、部内でのいさかいも奏の仲介一つで解決する。
第41話では、巨大なケーキでバスドラ達を動けなくしている。
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