ベンチャー企業で働く上での年収は、気になるところでしょう。夢を持って、自分の力を試したい、キャリアアップを目指したいという思いで入社を希望する人が多いですが、生活していけるだけの収入が得られるかどうかは重要なポイントです。
結論から言うと、ベンチャー企業の年収はピンキリです。成功している企業であれば、大手企業よりも高い年収を得ている人もいますし、そうでない企業では低い年収で我慢している人もいます。
株式公開を控えているなど、将来性のある企業であればストックオプションなどの制度が利用できる場合もあり、将来的に大きなリターンが期待できる可能性もあります。
実力主義という点も大きく関係しています。年齢や勤続年数ではなく、実績が評価されて年収に反映されるため、実力のある人材は高い年収を得やすいです。大手企業のように年功序列の制度があまり採用されていないため、若い段階からでも高収入を得られるチャンスがあります。逆に言えば、実績が出せない場合は低い年収のままとなってしまう可能性も高いです。
勤続年数も年収に影響します。大手企業のように長く勤めていれば自然と年収が上がっていくという仕組みとは異なり、ベンチャー企業では実力主義が徹底されているため、勤続年数に関係なく実績を出し続ける必要があります。もちろん、勤続年数が長くなるほど会社の事業内容や仕事の進め方などを理解しているため、高いパフォーマンスを出しやすいという利点もあります。
会社の業績も年収に大きく関わってきます。会社全体が成長している場合は、社員の年収も上がりやすいですし、業績が低迷している場合は年収が下がる可能性もあります。
個人の実績も大事ですが、会社全体の業績も年収に影響を与えるため、会社の成長に貢献しようと努力する姿勢が大切です。