夕食帰りのタクシーで、
「そういえば、ベトナムのスイーツまだ食べてなかったわね」
とフィンちゃんのお姉さんが言った。
「ベトナムは海鮮とバインミーの国だ」と認識するに至った松ちゃんは
「いいよ、いいよ」と遠慮気味だったが、
「今晩が最後だから」との好意に応えることにした。
タクシーはお店の名前「Xôi chè Bùi Thị Xuân」そのものの、ブイティスアン通りにあるソイとチェーのお店にUターンした。
お店は朝食にバイミンーを買い求めた「バインミーブイティスアン」(Bánh Mì Bùi Thị Xuân)のすぐ近くにあった。
グリーンのお店だ。
時刻は21時を過ぎていたというのに、地元の人たちで混んでいた。
チェー:小豆にミルクが入ったベトナム風ぜんざい。
ベトナムの甘味はとっても甘いのだが、このはそれほどでもなかったように記憶している。
メニューは日本語でも表記されていた。
日本人客も多いのだろう。
松ちゃんは、デーザートまでのコースにご満悦だったが、
ベトナムのスイーツが彼の心に刻まれたかは確かめていない。
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