FC トゥエンテ 初優勝

勝ち点1点差で迎えた最終節、FC Twenteはプレッシャーにも負けずきっちりNACに0－2と勝利し、追いすがるAjaxを退け初優勝。中田さんレポートにあるように、最終節までもつれたハイレベルは優勝争いでPSV、Ajaxを振り切り、勝ち切ったのは立派。PSVはカップ戦、欧州戦、ライバルとの対戦など大事な試合を落としたのがひびき、前半の好調を維持できませんでしたね。
それにしても他会場でも“Helemaal niets in Amsterdam”（アムステルダムには何もなし）が歌われていたんですね。Koevermansも以前「Ajaxだけには優勝させたくない」と言っていましたし、Feyenoordが前節FC Twente戦に負けたときも、Ajaxを優勝させたくない一部ファンは満足げだったとか。敵役を一手にひきうけ、ここ何年かと同様、あと少しのところで優勝を逃したAjaxの選手、サポーターの落胆の表情はほんとに気の毒でした。とはいっても来季も譲るわけにはいかず、PSVがいただきます！（＾＾）

●2010/05/02　AZ　1－1　PSV
0-1 Bakkal ('61)
（1-1 El Hamdaoui ('69)
Opstelling PSV:
Isaksson, Manolev, Ooijer, Salcido ('77 Rodriguez), Pieters, Ojo, Afellay, Engelaar, Labyad, Amrabat ('83 Toivonen), Bakkal
今季を象徴するような試合で、最終節AZに勝ち切れず。FWはトップにAmrabat、左がBakkal、右にLabyad。若いOjoとLabyadが先発。試合途中、他会場の経過に観客がざわめく。AZファンは4、5位争いをするFenenoordの結果が気になり、アウェーのPSVファンはTwenteの経過に沸く。Amrabat の折り返しを中央フリーのBakkalが決めて先制するものの、それからまもなくSalcidoのミスパスをEl Hamdaouiに拾われて、同点にされる。
元Twente監督としてまずは優勝祝いの言葉を送ったRutten監督　「まずはEnschedeの私の同僚におめでとうと言いたい。Twente地方にとっても価値ある優勝だ。お祭り騒ぎでファンは大喜びだろう。」「試合は戦術的に統率され上手く運んでいたので、引き分けはとても残念だ。私の婿は4部でプレーしているが、そこでみるたぐいのミスだったね。トップレベルではまさに致命的だ。」（psv.nlより）

●Jong PSV、リザーブリーグ優勝（5/3）
Jong PSVは最終節ホームでJong Willem IIを4－0で下し、Jong AjaxがJong FC Twenteと引き分けたことで、今季Beloftencompetitieの優勝が決まりました。
Jong PSV: Ramos, Kromkamp, Marcellis(C), Olfers, Thomassen, Najah, Romario, Wuijtens, Makiavala, Bourdouxhe, Mokthar (交代: Toonen, Rymenants, Van Nuland, Velda, Heerkens, Horsten)
　おめでとう！

●ブラジル遠征へ出発（5/4）
オランダ代表召集メンバーを除く20選手がブラジルへ向かい、当地でCeará（5/6）とVitória（5/9）と2試合の親善試合を行う予定。Rutten監督はブラジルで更生治療中のReisに会いたいと、面会を打診しているとのこと。

●オランダ代表合宿
5/10から国内で行うオランダ代表の練習に、PSVからはAfellay、Bakkal、Engelaar、Ooijerの4人が召集されました。各国リーグ、カップ戦を残す選手は呼ばれていませんが、5/11に30人に絞り、最終的には23人のW杯代表が選ばれる予定。
同じくJong OranjeにはMarcellis、Pieters、Willemにレンタル中のNijlandが召集されています。MarcellisとPietersはPSVのブラジル遠征に参加予定。5/11の最終選考に残れば、5/13-14の練習に参加、5/18, 21にJong Portugalと親善試合を行います。