忘れた頃にこんばんわ
4ヶ月ぶりに再開! ステキな佐賀人を紹介する「SAGA人」コーナーでーす
司会は私、ダメダメSAGA人が担当しまーす
第⑮回目の今回は、佐賀県・武雄市出身、梶原佳子さん(28歳)の登場
梶原さんは約2年前に、「ATELIER NATURE(アトリエ ナチュア)」を設立。
パーティーやウェンディングでのフラワーコーディネート(空間演出)のほか、
フラワーアレンジメントの教室を開催するなど、
お花の魅力をみんなに知ってもらうことが生きがいの女性です
↑こちらが「ATELIER NATURE」の作品。
Q.お花の魅力に目覚めたのは、どんなことがきっかけですか
A.「お花の魅力を知ったのは、社会人になってから…なんですよ。
大学を卒業後、一度アパレルの会社に就職したんです。
人とお話することや洋服が好きだったので。
でも、ガンバりすぎちゃったせいか(笑)、仕事を始めてから1年半ぐらいで
体を壊してしまって。
頭痛や過呼吸で、仕事ができない状態になってしまいました。
思い切って仕事を辞めて、気分転換に通い始めたのが、佐賀の文化会館のお花教室。
月に2回、2時間の教室だったんですが…お花に触れていると、
スーッと気持ちがラクになっていくのを感じたんです。
不思議なことに、頭痛や過呼吸も治りました。
そのときに感じたのが
『私以外の人も、どうしようもなく辛い気持ちを抱えながら、仕事しているんじゃないかなぁ?』
『私のようにプレッシャーと闘いながら、毎日を送っているのかも』
ってことでした。
そんな人たちがお花を通して、少しでも心が安らぐなら、どんなにいいだろう!
と思ったんです。
それが現在の仕事を始めたきっかけですね」。
その後、梶原さんは、アルバイトをしながらフラワーアレンジの資格を取得。
「1年半で、人にフラワーアレンジを教えることができる資格までとりました」
と言う。
ものスゴい集中力!
さらに、梶原さんのスゴいところは、約1ヶ月の間、イギリスに留学。
ホームステイをしながら、フラワーアレンジの専門学校へと通い、
本場ヨーロッパでの、フラワーアレンジを学ぶ。
「イギリスのフラワーアレンジって、とにかくダイナミックなんです。
大きな作品を作ったことで、
だいぶ自信がついて日本での創作がしやすくなりました」。
そんな経緯を経て、約2年前から、自宅にてお花教室を主催。
佐賀市内にある「パセリ」という飲食店の一角を借りて、
フラワーアレンジのレッスンをおこなう日も。
「ちょうど、その頃(2年前から)、ブライダルのブーケを作ってみないか?
というお話や
会場装花のお話をいただくようになって…。
『ありがとう』。「頼んでよかった』。
そう言って喜んでくれる新郎新婦の方々の姿を見て、とても感激しました」。
そんな喜びを一生の仕事にしていきたいと、
レッスン+ウエディングのフラワーコディネートを中心にした
「ATELIER NATURE」を設立。
この夏からは、パートーナーとして代末裕子さん(佐賀市出身)を迎え、
ますます仕事にチカラが入る。
↑「ATELIER NATURE」のお二人。
(左)梶原佳子さん、(右)代末裕子さん。
ウエディングの打ち合わせを控えて、バッチリ☆スーツ姿で!
A.アトリエを通して、今後、どんなことをしていきたい! と思っていますか?
Q.「アトリエというのは、お花さんのように店舗をかまえているわけではありません。
ですから、簡単に式場と契約ができるわけではないんですね。
でも、アトリエを通して、これからのブライダル業界をオシャレで、
個性的なものに変えていくことができると、確信しているんです。
新郎新婦のお二人の結婚式への想いを形にできる、という自信です。
私たちのチャレンジが、佐賀の流れをよりいいものに変えていけたら
いいなぁ、と思っています」。
さらに梶原さんは続ける。
「重要なのは、魅力的な花を創作することじゃない、と思ってるんです。
私たち2人が大切にしていることは、お客様との心のつながり。
お客様と密になれるというところに、私たちの〔アトリエ〕のよさが
あると思うんですね。
結婚とは、新たな人生のスタート。
生きる中で、お互いに色々なできことがあり、お二人が出会い、
今日の結婚式に至る。
これからの新たな人生へとつながる、かけがえのない1日を
生命あふれる花々が、ありったけのチカラをありのままに咲かせ、祝福する。
そういうひとつのドラマのお手伝いをする、それが私たちにできることです。
ですから、結婚するお二人の生きてきた中でのできごとや、相手への想い、
結婚式に集う仲間たちのことなど、色々なことをお聞きしたいなぁ、と思っているんです。
その上で、お二人のウエディングにピッタリのお花を提供できたら、最高です」。
一方で、技術の勉強も決して怠らない梶原さんと代末さん。
さらなる飛躍を目指して、スクールに通って勉強も続けている。
また、東京まで出向いて最新のトレンドを学ぶことも忘れない。
「スタートラインに立ったばかりですが…。
いつまでも、初めてお花に触れたときの感動を忘れずに、
人に喜んでいただくことを生きがいに仕事をしていきたいです
」
イキイキと夢を語ってくれた梶原さん&代末さん。
お互いに意見を出し合い、助け合える、とてもステキな仲間であることを
感じました。
花を愛し、人を愛する2人からは、アドレナリンが出まくっているハズ
お話を聞いて、元気をもらった私なのでした
これから、結婚式を挙げる方は、ぜひ「ATERIER NATURE」へ
※お仕事の依頼は、このブログにコメントをくださいませ
最後に、「ATELIER NATURE」の作品を一部紹介