ここは、有名なロアリングキャンプです。
カリフォルニア州、サンノゼの南に位置する太平洋沿岸の街サンタクルズのすぐそばにあります。アメリカの場合、すぐそばにあっても安心すべきではありません。
よく5分くらいの所に隣の家があるよ と教えてくれますが、日本で言う徒歩5分ではなく、車を飛ばして5分と言う意味です。場合によっては軽飛行機で5分の距離といっている場合があるかもしれません。そのような訳で私もついすぐそばという言葉を使ってしまいましたが、実は沿岸のサンタクルズから17号線を使って北上し5マイル強以上離れています。
確かにこの場所はレンタカーを使わないと行きにくい場所で、私の最初の計画では到底たどり着けなかった地域です。
その場所についてはかなり事前知識がありましたから、着いてすぐにその全容が理解できました。今回は最初に行ったこの鉄道のショップとバックヤードの一部からご紹介します。私たち鉄道ファンにとっては宝の山で、思わず時間の経つのも忘れてしまいました。入り口が開放されていたので中に入り込んで好きなだけ写真を撮ってしまったのですが、出るときにその近辺の入り口を見ると立ち入り禁止の立て札が目に留まりました。
この場所で、やはり一番目に付いたのはClimaxの残骸でしたが、その奥に置いてあったShayからご紹介します。
6号機ですね。この場所には沢山のさびてはいるが部品が保管されておりいつの日にかは息を吹き返すはずです。ショップの中はそれなりの加工工具もそろっておりかなりのレベルでリストアが行われているようでした。
次回はClimaxの情報をお届けする予定です。
Shay6号機の緒元ご紹介は大変嬉しく思いました。自分の見た朽ちた現物と、当時活躍していた写真を見比べれた事、とても意味深い物でした。
精一杯の記録を掲載したいと思いますが、お役に立つかどうか?
PhotographをクリックするとRoaring Campで撮ったと思われる写真が見れます。面白いことに移動用のアーチバー台車を履いています。
http://www.climaxlocomotives.com/confirmed/snsrch/?sn=1692&submit1=Search
こちらはシェイの6号機の諸元と履歴です。
http://www.shaylocomotives.com/data/lima3354/sn-2519.htm
どこかで見た写真と思えば寺久保さんのブログで紹介された本の写真と同じでした。
http://star.ap.teacup.com/1435prr/134.html#comment
このシェイはNY→WV→VA→KY→TN→CAとアメリカを横断していますね。
Roaring Camp調べてみたら本当にSan Joseの近くなのですね。San Joseまでは何度もいっていたのにちょっと残念です。
Climaxは製番1692の50tonクラスのエンジンですね。最後の製番が1694ですのでほぼ最終生産分ということになります。蔵書の「The Climax locomotive」で調べた受け売りです。写真を楽しみにしています。