岩が嗤い、月が啼く。

絵空事、四方山話。

百号を捨てる、画歴と我楽多。

2016-11-03 12:08:53 | 日記
二十代の頃、美術年鑑に名が掲載されていた
とはいえ、無名の絵描きの絵を買ってもらえる
ことなんて滅多にありません。個展が好評でも
小品もそうですから、百号の絵なんか置き場に
困るようになってしまいます。美術館に、展示
されても、寄贈するのも、おこがましくて瓦礫の
山と化しています。唯一、数年前に木枠と画布
を買って張ったS100号が白いまま残っていて
2万5千円の価値はあるのかなと思っています。