岩が嗤い、月が啼く。

絵空事、四方山話。

石堂山の杣道、迷い道。

2016-06-18 00:15:41 | 日記
 市房山に十代のとき一人で登り、西米良村から
石堂山に登るつもりだったのですが、市房山の
下りで疲れていたので登らず帰途に着きました。
それから二十数年後に登れるとは思ってもいませ
んでした。しばらく山登りをしていなかった時期に
友人から誘われたのです。近郊の中摩殿畑山や
蔵持山で足馴らしをしてから行きました。頻繁に
登っていた友人には先に行ってもらい、ようやく
山頂に着く頃には、友人は下っていました。また
一人で下り、途中で登山道から杣道に迷い込ん
だのです。普段だったら一旦戻るのですが、つい
このまま進んでも多分林道に出るだろうと、思っ
てしまったんです。ところが杣道は見事に苔むし
それでも強引に下り、ようやく林道に辿り着いた
とホッとする間もなく、林道が土砂で何ケ所も
寸断されていて、その都度、沢に降りなければ
通過出来ませんでした。余りにも時間がかかり
友人に迷惑をかけてしまいましたが、この山行
以降、友人は方々の山に誘ってくれました。