開きました
蕾のまま時を止めていたクロッカス
芽は早々に出しました
でもその後何度か雪の綿帽子
ベランダでじっと待っていたのは
この時だったようです
年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず
母と同じに年齢を重ねてきた年月 人模様は確かに大きく変わってきました
戦中戦後を生きた母の年月はどうだったのでしょう・・・
地域の活発な青年団員、結婚して満州の開拓団員、引き上げ、荒れ地を切り開いての開拓団員、離農、貧しい中での子育て。やっと「自分達の時間!」と老後を楽しみにしていた矢先の夫の死・・・
大正生まれの人が歩んだ道、母も例外ではなく、波乱万丈の人生だったと思います。
母から聞いておきたかったこと、学びたかったこと・・・たくさんあった気がしています。