統一教会、聖典を訓読する

永遠の幸福は、神様を中心とした真の愛の家庭から、

死後の世界はあるか2

2018-01-16 17:04:09 | 伝道

宗教ランキング

人間の思考は制限されており不調和、不均衡である(平和経)。
我々は目に見える世界のことだけで、全てを判断していると限界にぶつかり、結局物事を根本から解決できないことになる。 見えない事象の働きをもっとまともに考えるべきことであろう。

見ることはできないが厳存しているし、その存在が我々の生活を決定的に支配している例は挙げればいくらでもある。
たとえば電気、電子、空気、大気、気圧団、素粒子、、、。 素粒子の実態たるや追求すれば、実体は無限分の1であり、残りは無限の空間である、などという話もある、、、挙げればキリがない。

さらに次元を高めて、精神世界のことにまで足を踏み入れれば、不可解さはさらに増す。
精神世界が人間の生活に決定的影響を与え、支配していることは、言うまでもない。 たとえばエゴイズム。 自分自身、家庭、社会、国家、等々、自己中心を土台とした、互いの自己の利益の相克がなければ戦争も起こらない。 戦争を好む人はいない。 そのくせ誰でもエゴイズムの虜になっている。 自家撞着である。 エゴイズムというのは人間の心の状態だが、要するに人間の心が問題だ。 その心も目に見えない。
結論として、我々の生を享けているこの大宇宙は、不可解さに満ちている、と言わざるをえない。そこで、この一連の文章では、目に見えない事象、ひいては死後の世界、および霊界のことについて考えてみたい。(続)

帝国の落日

2018-01-12 10:00:05 | 伝道
責任者が 「アメリカのための世界を作るのだ」、と言っていたら、アメリカは滅びる。 世界のためのアメリカになってこそ繁栄するのです。
(天聖経9-3-2-3)


トランプは、アメリカのエゴイズム丸出しで、したり顔で 「アメリカ第一」 を叫び続けている。 恥ずかしいという気持ちなど微塵もなさそうだ。
いったい、何故? 何故‽?こんな人が大統領になるのか。 それを喜んで票を投ずる人が多いからだ。 というのは、多数のアメリカ人は、世界の事など関心がない、自分たちが豊かに暮らせばいいと思っているのだ。 アメリカは、ほんとうに堕ちるところまで堕ちた。
トランプは、パフォーマンスだけである。 世界はアメリカから離れている、アメリカの影響力は瓦解し始めた。
自国の利益しか考えない、小人物の大統領では、列強を相手にして渡り合えない。
み言葉の種が播かれてよりもう半世紀、その影響もないのか。 結局自分が伝道しなかった、という処に帰着する。 神様と真のご父母様の前に顔をあげられない、、、、。



訓読会2

2018-01-08 15:09:02 | 伝道
家庭に種をまいて実れば、、、、天国に献納できる。 どれだけ多くの実を自分が納めて献納するか、これが人生最高の目的。 それにより、皆さんの永遠の位置が決定する。、、、、
真を受けたならば、その真がただ無くなるのではない。人間は精誠を込めた贈物を受ければ、その受けた以上のものを与えたい思いがある。、、、循環運動で、より大きなものを授け受けできる環境条件をつくれる基盤が、土台が訓読教会である。(天9-1-4-6)

伝道すれば富者になる

2018-01-06 14:29:26 | 伝道

霊界に行けば伝道した人たちの数によって、皆さんの所有権が決定されることを知らなければならない。(平和経、15「生死に対する理解」)


この「数」の意味が問題である。 伝道したときの数なのか、その人が精誠こめた教育を受けて、成熟期間を経たのちに、立派な食口になったときの数なのか、それがよく解らない。 実際には、伝道したときの数が報告されて公式記録になるようだし、そのときに勝利の祝いをするが、3年後にその数字をアップデート(最新化)したら、かなり違った数字が出るだろう。

結果が全て?

2018-01-05 15:55:52 | 伝道
結果が全て?
「結果が全てである」と言うけれど、「XXX双達成の勝利者」が、ほんとうに結果を出しているのか、検証するべきだろう。 即席で 「XX双を祝福した」 としても、問題はその後なのだ。 確実に指導・教育し、正しい信仰生活をするよう導きながら、手堅く心霊を成長させなければならない。 正式な会員になって、礼拝にも参加し、説教で復活し、十一献金もして、敬虔な家庭連合会員になってこそ、ほんとうの 「結果」 が出たといえるのではないか。
1人をそのように心霊的に育てるためには、忍耐と、愛と、精誠と、時間が必要だ。 たとえば、目標数を達成するためにがんばって、50双を祝福したとしよう。 この50家庭を育て上げるのにどれだけの時間と霊肉共のエネルギーが必要か、考えただけでも気が遠くなるくらいに大変な仕事である。 別の言葉でいえば、1夫婦で50家庭(100人)を育てることはできない。 つまり、結果を出すことはできないのだ。
それが、霊的な真実なのに、「XXX双達成」 として、表彰されて、早々と勝利者の列に加わってしまう。 そこで勝利の美酒に酔って、天国行きの電車に乗ったと思ったら、それはチョット違うのではないか、ということである。
私が意地悪で言っているのでないことは、言うまでもない。 この辺を厳しく管理しないと、勝利したはずなのに、しばらくすると何も残っていないという、かなり惨めな状況になるだろうということを危懼しているだけである。

伝道の本筋は?

2018-01-04 17:46:46 | 伝道
目標をめざして一生懸命にやる、毎日数字を追う。今日は何軒回った、何人良い人がいた、というふうに。 知らないうちに数字が目的になってしまう。 上への報告も、実質的、精神的内容より、数字が多くなる。
「結果が全てである」、 「いくら美しいことを言っても、実績が出なければ認められない」 という論理が支配しはじめるのだ。 こうなると結末はわかっている、急速に数字が支配し始めて、上も数字を重んじるようになる。
「キャンペーンの期間が終わるまであと1週間、何が何でもがんばれ! この目標数を達成せよ。 死んだと思えば出来ないことはない!!」 などという檄が飛ぶようになれば、世は末だ。
極端な例をあげれば、急速に「結果」 の出る道を求めて 街頭に店出しして、祝福をするということになる。 携帯電話の安売りでもあるまいし、人生でもっとも重要なものが、路上で即刻売買できるだろうか?? 答えは「否」である。 そんなことしたら、神聖な祝福が何処かへ消えてしまう。
数字を追う方法論が支配して、それにより祝福された家庭が何百双、そして何千双と増えてゆく 、、、 でも教勢は増えない。 礼拝参加者数も増えない。 むろん献金も増えない、という結果となることは、過去の経験から考えても目に見えている。 それは、み言葉の真の意味から考えてた場合、大きく正道を外れている、と言わざるを得ない。 言いかえれば、人を救うという本質から大きくずれてしまう恐れがあまりにも大きい。

数か? 心情か?

2018-01-04 08:41:35 | 伝道
伝道を始めるにあたり、数の目標と立ててはじめるのは、ごくふつうのやり方だ。少なくも今までうちの教会は、“摂理” と称して、数値目標にチャレンジしてきた。これには賛否両論があるだろうし、長短もあるだろう。でも事実上そうして数字を追ってきたことは否定できない。
私もそうして2020までにはXXX双の祝福全う、などという決意をした。
ところが、伝道をしていると、人間の心がそうそう理屈通り、数字で動くものではないということがわかる。これはセールスではないのだ。セールスだってむろん人の心が相手である。でもその心は、ある商品なりサービスなりに対する、購買意欲というだけであって、伝道のように人生の根本を賭けたものではない。
伝道の “商品“ は強いて言えば ”祝福“ ということになるだろう。幸せな家庭、などと言って歩いても、「私は十分幸せです」、「神様を信じていなくても、一家円満に幸福に暮らしています」などという人も多い。

荒野を歩く

2018-01-02 16:56:13 | 伝道
*戸別訪問、一軒々々、、ほとんどの家は全く関心なし。
貧しそうに見える家も、だらしないように見える家も、世俗の波に溺れたように見える家も、何處に神の準備した人が待っているかわからない。 自分で判断せずに、誠意をもって訪ねるのだ。 
訪問しても、話しかけても、何も反応しない人ばかり、「一体義人はいるのだろうか」、という思いに襲われることもしばしば。
でもその時に先人たちを思い出そう、私を復帰してくれた人を思い出そう。
自分がみ言葉を紹介されたとき、自分は神を信じてはいなかった。でも、何かを求めていた。そのように、何か真実を求めている人がいるのだ。その人を探すのだ。それが伝道だ。
偉大な伝道者たちは、拒絶され、追放され、それでも神を信じて歩んできたのだ。神の準備した人を求めて、たずね続けてきたのだ。
お父様が荒野のようなアメリカの地に立たれた時の心情を、再び思い出そう。

「天聖経」 深読み - 12篇「天一国」 、肉身生活の重要さの覚悟、これが力の源

2017-12-29 06:20:25 | 伝道
• 地上界が大切。表現できないほど大切である。だからもったいない、絶対に無駄にできない。 肉体生活の無駄がもったいない。

• 肉体のあるうちに、できる限りやるのみだ。霊界に行ってしまったら、その時地上と関係を結ぼうとしても、何十、何百、何千倍も力が要るのだ!!
• 考えてもみよう、地上で伝道するのがこれほど大変なのに、霊界に行ったらその何百倍、、、気も遠くなる、そのようにして霊界では善霊であればあるほど、後悔と懺悔で苦しんでいるのだ。
• 地上に居るうちに立ち上がろう。霊界の苦しみと比較したら、地上界の苦しみなど、苦しみのうちではないのだ。

天聖経を読むー天一國

2017-12-28 21:00:37 | 伝道
第12編 天一国
• 天の国への入籍カード。君たちの価値は一族をどれほどまでに天の前に収拾するかにかかっている。
• 子供を何人つくったか、これしかない。投入して天の国の国民をつくる。
• 天国国民を拡張する責任。これが使命であることを忘却するな。
• 天一国、国民証。これを見くびったら大問題になる。     
• 天の法がいかに恐ろしいか
• 霊界において地上と関係をもとうとすれば、何十倍、何百倍、そして何千倍も力がいるのです。 
• 入籍とは:族譜を作成することである。族譜を作成するきは、全て天の前に返すのである。

真のお父様のアメリカ開拓

2017-12-27 07:01:17 | 伝道
むかしのような文字通りの開拓ではないけれど、伝道となれば開拓である。
なぜって、この町の誰も原理、真の父母、等々のことばに見向きもしない。
イヤそれどころか、神ということばに好意的に反応する人も少ない。とくに反対するわけではないけれども、要するに関心がないのだ。
開拓となれば、お父様が初めてアメリカに来られて、NYのリンカーン・センターで講演をされた時が、まさに開拓の第1歩だろう。その時分、お父様は、ほんとうに深刻で、夜も昼もわからないほど真剣であられたとのこと。あの父様でさえ、ご自分が一粒の砂のように吹き飛ばされる存在のように感じられた、というのです(天聖経、真の父母祈祷5章6)。

また、孤児のような立場で闘っておられたという、次のみ言葉を読み、恐懼するのみだ。「1971年アメリカに行ったとき、荒涼とした原野に立った孤児のようなものでした。まわりに狼が群をなして動き回っているところの、裸の孤児のようでした」(真9-1-2-1)。
この様なみ言葉を読むときに、自分はご父母様の心情を何も知らなかったなあ、としみじみ悔い改める。お父様は、全ての勝利者だからアメリカなんか小指で主管される方なのだ、と何も考えずに安心していた自分を恥じるのみだ。

私は、いつも伝道に出かけてゆくときには、限りない心細さを感じる。立ち上がって出かけるのに、勇気が必要だ。そのとき上のみ言葉を思い出して家を出る。
このみ言葉があり、妻がいてくれるので、力が出るのだ。

戸別訪問

2017-12-25 12:36:29 | 伝道
伝道で一番大切な姿勢は、神のみ言葉を誰にでも等しく、言いかえれば貧富、人種、文化の背景、地位の高低、知識の有無、、、等の差に全く関係なく、あまねく人々に知らせることでしょう。
伝道の方法には色々とあります。特に最近はソーシャル・ネットワークなど、人々のコミュニケーションの機会・方法にもいろいろなものがあります。
でも私の思うに、今までの最も基本的な方法、歴史的に実証された方法が、依然として重要であることには変わりないと思います。その代表的なものは、戸別訪問です。
そんな信念から私達夫婦は、自分の住んでいる地域に近いところを選んで、戸別訪問をしています。
戸別訪問にも色々と欠点はあります。その最たるものが、雨、雪、日没後、そして寒さの厳しい冬の季節、逆に暑さの激しい灼熱の真夏等々はなかなか容易ではないということです。かと言って、昼間の気分の良い時などは留守の家が圧倒的に多くて、訪問してもなんの収穫もない、といったこともあります。
でも、それでも着実に訪問を続ければ、必ず良い人にめぐりあえるということです。
何事でも、問題のない方法など、何處にもありません。いかにそれを執念でもって克服するかというものでしょう。

教会に来る人、求めている人

2017-08-31 22:43:38 | 伝道
8月28日の投稿に、大切なものが抜けていたので補足させてもらいます。
人々の中で、真理を求める人も、この世の不正に義憤を感じる人も、もちろん求道者です。でも、もっと大切なことは、真実の愛で、完全に信頼しあえて、ほんとうに暖かく、限りなく幸せな人生を手にしたい人、それを必死で求めている人、こういう人がうちの教会に来るのです。そして、そういう人はこの世の中にいっぱいいるのです。いや誰でもそれを求めているのです。我々だって結局つき詰めれば、それを求めて来て、それを手にした者たちなのです。
アジュ―、

家庭教会と氏族メシア

2017-08-28 21:29:32 | 伝道
氏族メシアの段階に入れば、家庭教会は卒業であって、必要なくなる、、、?

そう思う人が多いようだ。私もそう思っていた。ところがそうではない、天聖経の (9-2-2-2~4) にハッキリと書いてある、家庭教会はなくなることはない。家庭教会基盤はカイン基盤であり、自分の一族はアベル基盤である、ということである。

氏族メシアのレベルにまでなっても、家庭教会がなくなることはないことを覚えておきたい。