
先日渋谷に岡本太郎さんの最大の作品「明日の神話」が公開されたというので行ってきました。
まさに2年ぶりの再会です。 (→ 二年前の記事 )
ここはJRと京王井の頭線を結ぶ、渋谷マークシティ連絡通路にあります。
大勢の人が立ち止まったり、写真を撮ったりしていました。
この絵は核爆弾から逃げ惑う人々をモチーフに描かれています。(大きさ 縦5.5m 横30m)
「明日の神話」は1960年代末メキシコ市で制作されましたが、設置場所のホテルの建設中断によって長い間行方がわからなくなっていました。
壁画が2003年に発見され、2005年に損傷の激しかった作品の再生プロジェクトが始まり、2006年6月に修復作業が完了しました。
恒久設置場所が渋谷に決まり、今月17日から公開されたようです。
それにしても以前見た時も感じましたが、この絵の前に来ると戦争を体験したことがない私でも悲惨な悲痛な苦しみを感じます。
2年前の記事にも書きましたが、「二度と戦争を起こしてはならない」ということと…
そして世界のいろいろなニュースを見ていても、今の日本は稀にみる戦争のない平和な時代なのだから、もっと感謝して大事に生きていかなければと改めて感じました。
ある意味で今の日本に必要な絵だったのかもしれません。
皆さんももし渋谷に来られる機会がありましたら、是非この絵をご覧になられることをお勧めしたいと思います。