2PM ウヨン&パク・セヨン効果?視聴率上昇「私たち結婚しました」以前の名声を取り戻せるのか
新しいカップルを取り入れた「私たち結婚しました」ターニングポイントになるか
11日に韓国で放送されたMBCバラエティ「私たち結婚しました」では、およそ8ヶ月間の仮想結婚生活を終えたSHINee テミンとA Pink ソン・ナウンカップルの空席を埋める新しいカップルが紹介された。それは、2PM ウヨンと女優パク・セヨンカップルだった。
二人の初の出会いは、これまで「私たち結婚しました」に出演した多くの他のカップルとあまり違わなかった。仮想夫、仮想妻の情報が入ったミッション封筒を受け取り、ときめきながら初の出会いを待機した。お互い会う前に行った事前インタビューで、ウヨンはボブカットに清楚な女性を理想のタイプに挙げ、パク・セヨンは肌があまり白くない、性格の良い男性であって欲しいと話した。
二人はぎこちない出会いでチョコレートが好きだという共通点を発見し、予想もしなかった女性が年上のカップルであることを知り、お互いをどう呼ぶかなかなか決められないなど、今から始まる、若々しくときめく恋人の姿を見せてくれた。
この日の放送は、4日に放送された「私たち結婚しました」の視聴率5.8%(ニールセン・コリア、全国基準)に比べ1.2%上昇した7.0%となった。新カップルの投入が視聴率上昇に役立った。
視聴率反騰のように、以前の名声も取り戻せるか
新しい年上年下カップルの投入により、「私たち結婚しました」の雰囲気が確かに変わったのは否定できない事実である。特に、これまでバラエティで著しく活動していない2PMのウヨンとパク・セヨンも、「私たち結婚しました」で視聴者に新しい姿を披露する上で新鮮な魅力が十分であるカップルであることは明らかだ。
「私たち結婚しました」の新カップルは、これまでもそうだったようにぎこちないながらも今ちょうど始まった恋人の姿を描く、大衆の好奇心を促す姿を描いていく。しかし、時間が経つと普通のカップルと同じくミッションをクリアし続け、降板すると発表されれば初めから決めていたかのように出会いの場所に戻り、初デートのコースで別れを告げる。ここ数年間見てきた「私たち結婚しました」のカップルたちは、常にこのような月並みの姿で視聴者と別れてきた。
9日に開かれた「私たち結婚しました」の記者懇談会で制作陣は、この番組には台本はないのはもちろんのこと、メモ一つない“リアル”を放送すると話した。彼らが考える“リアル”とは果たして何なのだろうか。視聴者まで台本があると信じて疑わないこの状況で、なぜ毎度同じ言葉をオウム返しにしながら“リアル”を強調するのだろうか。
「私たち結婚しました」の制作陣に聞きたい。「この世でどのカップル、どの夫婦が別れを前に出会いの場所で初めての行動をして最後を迎えるのでしょうか」と。
台本騒動、制作陣の罵倒騒動など、大衆たちが「私たち結婚しました」に望むのはこのような姿ではない。言葉通り、仮想結婚生活で繰り広げられるスターたちの細やかな姿たちを期待しているだけだ。ウェディング撮影で行われる初スキンシップや、お互いの撮影現場を訪れ応援するありきたりの姿よりは、一般大衆が共感できる物語が必要なタイミングではないだろうか。
2008年、旧正月特集スターウェディングバラエティ「私たち結婚しました」が放送されて以来、2008年3月16日にレギュラー編成されてから7年目を迎える「私たち結婚しました」。韓国ではドラマもままならないというシーズン制を4シーズンも続けている「私たち結婚しました」が、新カップルの投入でターニングポイントを迎えられるのか、期待してみる。
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