12月30日(月)に授賞式が行われる「第61回日本レコード大賞」で企画賞を受賞し、高い評価を得たジェジュン初のカバーアルバム『Love Covers』。そのほかオリコンウィークリーチャート1位獲得など、各方面からの反響を受けて開催されたのが、2日間限りのプレミアムライブ「J-JUN LIVE 2019 ~Love Covers~」(11月16日・17日/千葉・幕張メッセ)だ。
通常のライブとは異なりストリングスを導入し、よりジェジュンの歌声を際立たせていた「メロディー」(玉置浩二)や、アカペラでの歌い出しで"日本語詞"の重みがヒシヒシと伝わってきた「僕が死のうと思ったのは」(中島美嘉)など、計18曲もの楽曲に合わせた丁寧な演出が施されていた今回のライブ。その歌声に観客が魅了されていたのは言うまでもないのだが、意外だったのは「MCをせがむファンの声」だった。そこで今回、最終日のライブで見せたジェジュンの抜群のMC力に着目してみた。
■MCはもちろん日本語!ジェジュンの誘導でカバー曲の大合唱も
2018年に日本で本格的なソロ活動をスタートさせたジェジュン。日本語詞の楽曲リリースや音楽番組にとどまらず、数々のバラエティ番組でもその流暢な日本語と飾らない素顔を披露してきた。特に「1億人の大質問!?笑ってコラえて!『朝までハシゴの旅SP』2時間SP」(7月10日放送/日本テレビ系)では、行き当たりばったりのロケにも体当たりで挑んでおり、"アドリブ"でのトーク力も折り紙付きだ。
「本格的に日本で活動する前は、歌える日本の曲もなく、日本語も分からなかったけど...2年間すごく僕も頑張ってきた(笑)。歌は聞いてくれる人がいないと出せない。みなさんが1位にしてくれたから...」と、会場のファンを見渡しながら伝える感謝の言葉も淀みない。
また、9曲目の「言葉にできない」(小田和正)をはじめ、観客との大合唱が多かったのも特徴的だ。「初日に歌ってみてすごく気持ちよかったから...みんな歌ってくれてありがとう!」と無邪気に喜ぶ一方で、会場内の一体感は飛躍的にアップ。カバー曲中心の今回のライブは、ジェジュンのライブ初体験の来場者も多かったはずだが、そんな初心者でも"一緒に楽しめる参加型のライブ"だったのは、ジェジュンの親しみやすいトークがあってこそだ。
2018年に日本で本格的なソロ活動をスタートさせたジェジュン。日本語詞の楽曲リリースや音楽番組にとどまらず、数々のバラエティ番組でもその流暢な日本語と飾らない素顔を披露してきた。特に「1億人の大質問!?笑ってコラえて!『朝までハシゴの旅SP』2時間SP」(7月10日放送/日本テレビ系)では、行き当たりばったりのロケにも体当たりで挑んでおり、"アドリブ"でのトーク力も折り紙付きだ。
「本格的に日本で活動する前は、歌える日本の曲もなく、日本語も分からなかったけど...2年間すごく僕も頑張ってきた(笑)。歌は聞いてくれる人がいないと出せない。みなさんが1位にしてくれたから...」と、会場のファンを見渡しながら伝える感謝の言葉も淀みない。
また、9曲目の「言葉にできない」(小田和正)をはじめ、観客との大合唱が多かったのも特徴的だ。「初日に歌ってみてすごく気持ちよかったから...みんな歌ってくれてありがとう!」と無邪気に喜ぶ一方で、会場内の一体感は飛躍的にアップ。カバー曲中心の今回のライブは、ジェジュンのライブ初体験の来場者も多かったはずだが、そんな初心者でも"一緒に楽しめる参加型のライブ"だったのは、ジェジュンの親しみやすいトークがあってこそだ。
■カメラ越しの"本気"の会話!?
2曲目の「未来予想図II」(DREAMS COME TRUE)が終わった後、最初のMCでジェジュンが何気なく発していた「テレビで見ている人は、会場にいる気持ちで見ている」という言葉。今回は、BSスカパー!の生中継が入っていたため、テレビ前の視聴者に向けたリップサービスかと思っていたら、途中途中で"本気"のコール&レスポンスが次々に展開された。
特に印象的だったのは、13曲目の「GLAMOROUS SKY」(中島美嘉)が終わった後の3回目のMCの時。「MCがいいのか、次の楽曲に行くのがいいのか...」と迷い気味だったジェジュンに向けて、会場の観客から「MCがいい!」「もっと話して!」とリクエストが飛び交う場面があった。それに応えるジェジュンが、「テレビの前でもデートにいくような服で、ちゃんと化粧して見てる?」「ほら、今からでもBBクリームちゃんと塗って!」と、テレビ視聴にも実際に目の前にいるように語りかけ始めたのだ。
このほか、10曲目の「らいおんハート」(SMAP)のサビを大合唱する場面では、「テレビ前の皆さんも一緒に歌いましょう」と促すと、「ほらインターネットで歌詞を探して!」「そうだね、Wi-Fi遅いか...。僕のスマホは5Gだから速いけど(笑)」と、"客席イジリ"ならぬ"視聴者イジリ"をし続ける場面も!そんなテレビ視聴者とのコール&レスポンスは会場内でも大ウケで、実際に「テレビで見てる人も楽しいだろうな」「テレビでもう一度見てみたい」と呟くファンの声も漏れ聞こえてきた。