善光寺の生そば

先日の長野遠征で。
受付会場を出る頃から雨が降り始めました。

長野駅に着き、埼玉の走友と夕食の約束をして別れ、善光寺へお参りに。
余りにも寒いので、温まろうと山門前通の蕎麦屋さんに入った。

手打ちの更科そばの「大丸」さん。
歴史のある風格のお店です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

注文した山菜そば（950円）が待つことなくというくらいすぐ出てきました。
出汁は色が濃いですが、そんなに辛くはなく、なかなか旨いです。
麺は白く極細。山菜はヒラタケ、山三つ葉、きくらげとえのき。ヒラタケはしっかり味が滲みています。
山三つ葉はしこしことした歯ごたえ。独特の取り合わせでした。
まあ、これでカーボローディングもしっかり（笑）
市民ランナーにはカーボローディングは不要。普段通りの食事を前日にとれば良いと思っていますが…

で、そばを食べて出てくると、職人さんが生そばを打っていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大きく伸ばした蕎麦生地をたたんでいきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まるでシルクの布をたたむよう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　細かく切るその所作は見事としかいいようがない

なるほど、これだけ薄く伸ばすわけですから、極細麺となり、茹で上げるのも速いわけです。
まあ、博多とんこつラーメンのバリ固と同じようなものです。

レースが終わって、長野駅行きのシャトルバスにも、長い時間寒風にさらされ、長野駅に着いた時も駅前の蕎麦屋をめざしましたが、店はランナーがいっぱいで、あきらめました。