京都Running

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Qちゃんラストラン

2009-03-09 11:34:32 | マラソン


昨日は仕事のピーク。夜9時前に帰宅して、名古屋国際女子マラソンの録画チェック。
ありがたいことに我が家では昨年12月にブルーレイディスクがかーちゃんの一一存で導入された。Gコード予約に不慣れであった私も簡単に番組予約が出来る。そして画像が綺麗。こんなことはどうでもよい。
疲れたからだに焼酎片手、料理をつまみながら、レース観戦が至福の時になる。

レースは藤永佳子(資生堂)が粘って粘って、新谷仁美の独走をとらえ2時間28分で初マラソン初優勝。来年のベルリン世界選手権の切符を手にした。新谷は昨年の東京マラソンでは優勝した選手。岡山の興譲館出。女子駅伝では高校生として1区区間賞をもぎとった超大物ルーキーとして注目された二人。
新谷の小気味良いピッチ走、走る姿勢もイイ。
前半トップにたつキレル。大振りな前傾フォーム。これはきっとエネルギーを消耗する。
中国の白雪選手。昨年の北京マラソンの優勝者。腕振りのほとんどない省エネ走法の孫英傑を彷彿とさせるが、腕振りは低いが上下動が激しい感じがする。
それに対して藤永。走るフォームは前傾ではなく腰から上はまっすぐ。もうちょっと前傾したほうがいいのではないのだろうかと思うくらい。かつての池田恵美(立命大出)をイメージさせる。足の運びは長身ながらきれい。やはり脚力がすごいのだろう。この人がもうちょっと前傾フォームになったらもっと速くなるだろう。

残念だったのが堀江知佳(アルゼ)。北海道マラソンで優勝したが、前半は5位集団の後方につけていた。ピッチ走法は須磨学園出だけあるだけに定評のある選手。須磨学園先輩の加納由理選手よりピッチの数は速いのではないだろうか?たぶん1分間に210歩以上は刻むと思われる。前半、トップについていかなかった消極性が悔やまれる。後半追いかけ最後には失速した新谷を抜いて2位に入った。

で、やはり印象的だったのが現役ラストランとなるQちゃんこと高橋尚子選手。
終始笑顔で沿道の観衆に手を上げたり、こっくりこっくり。彼女らしく声援に感謝しながら2時間52分で完走した。これだってサブスリー。4分/kmちょっとのスピード。彼女にとっては楽なスピードなんだろうね。
この人の腰の低いのがいいですね。金メダリストなんだけど、ちっともエラそぶってない。解説の瀬○さんとは大違い。感謝感謝のラストランでした。










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