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第2回京都マラソンは来年3月10日

2012-05-31 22:05:46 | マラソン
第2回京都マラソンが来年3/10開催が決まった。
昨日の京都マラソン実行委員会で決められた模様。
7月までにコース、参加人数を決めるという。

今回4億円と見積もっていた総事業費は、コースの設営費や警備費などが当初見込みより膨らみ、約2億6000万円増加し、赤字計上となった。事務局は「安全対策に万全を期したためで、来年は経費縮減を図りたい」と話しているが…。

前にもカキコしたが、いくら京都マラソン開催で経済波及効果があったとしても、市の財政には直接には影響がない。
反対に事業運営で予算の50%以上もの赤字を発生させた=一般会計からの補てんのほうが、影響は大である。
経済効果がこれだけあったと手放しで喜んでられない現実がある。

かつて、京都シティーハーフマラソンが財政的破たんで消滅してしまった教訓はないのだろうか?
そこには、海外からの多数のゲストランナーを呼んだり、要員に日当を出すなどの無駄があった。
概して、赤字続きでの京都シティハーフマラソンに大きな検証が加えられず、消滅の道を進んだ。

今回の実行委員会での決定をみても、どういう議論がされたのかはわからないが、まず来年の開催ありきで決定された感じがする。

第1回目で予算の1.5倍以上の支出となり大きな赤字を出したこと。
これは事業運営としてはきびしい経営判断が要求されること。京都市の予算規模からは小さな額かもしれないが、決して、次回は経費削減を図るだけではすまないこと。
問題は7月中に大会コースや参加料を決定するという。

あわてることはない。
どうすれば、もっと古都・京都の魅力のある市民マラソンとして注目されるのか、どんなとこに無駄があったか、ランナーからの参加料ではな、協賛企業を増やして収入を増加させる対策、市民が協力できる交通対策やボランティアの大募集、市民こぞって京都マラソンを成功させようというムードづくり。いろんなことが考えられる気がする。

苦言を呈するようだが、私は京都マラソン否定派でではない。
今の運営のありかたや疑問を投げかけているのであって、私のような市民ランナーから見ても魅力を感じる大会と大きくかけ離れているから、こういう手厳しい意見を吐いている。
もっと時間をとって、今一度、参加したランナーや京都市民から意見を吸い上げたらどうか?


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