来月11日に開幕する夏の全国高等学校野球選手権神奈川大会。この大会を特別な思いで迎えるチームがある。
市立鶴見工業高校。1954年(第36回大会)には神奈川大会を制し、甲子園でも高鍋高校(宮崎)相手に16-5と、勝利した経験もある伝統校。
そんな鶴見工だったが、2009年、近くに横浜サイエンスフロンティア高校が開校したのをきっかけに生徒募集を停止、そして2011年の3月をもって閉校となる予定だ。
現在校生は3年生だけ。つまりは野球部にとって今回が最後の『夏』となる。
1954年以降、甲子園にこそ出場していないが、神奈川の中でも度々上位に顔を出したり強豪私学を苦しめるなど「DNA」は受け継がれてきた。
応援スタンドも古くを知るオールドファン、硬派な応援団など、伝統校ならではの雰囲気があった。
今年のチームは前記の通り3年生のみで14名。マネージャーも後輩もいない状況下、秋・春ともに1回戦敗退。しかし県商工、桜丘といった実力校相手に1点差、春の地区予選では敗れはしたが強豪、武相高校相手に5-7と競り合った。
今年は昨夏同様2つ勝てば第1シード校(橘学苑)との対戦が予想される。
もちろん初戦から気の抜けない戦いが続くが、昨年叶わなかった「第1シード撃破」はラストサマーの大きな目標だ。
どこにも負けない堅い結束力で“最後の夏”を戦い抜く・・・
鶴見工業の対戦日程はこちら
市立鶴見工業高校。1954年(第36回大会)には神奈川大会を制し、甲子園でも高鍋高校(宮崎)相手に16-5と、勝利した経験もある伝統校。
そんな鶴見工だったが、2009年、近くに横浜サイエンスフロンティア高校が開校したのをきっかけに生徒募集を停止、そして2011年の3月をもって閉校となる予定だ。
現在校生は3年生だけ。つまりは野球部にとって今回が最後の『夏』となる。
1954年以降、甲子園にこそ出場していないが、神奈川の中でも度々上位に顔を出したり強豪私学を苦しめるなど「DNA」は受け継がれてきた。
応援スタンドも古くを知るオールドファン、硬派な応援団など、伝統校ならではの雰囲気があった。
今年のチームは前記の通り3年生のみで14名。マネージャーも後輩もいない状況下、秋・春ともに1回戦敗退。しかし県商工、桜丘といった実力校相手に1点差、春の地区予選では敗れはしたが強豪、武相高校相手に5-7と競り合った。
今年は昨夏同様2つ勝てば第1シード校(橘学苑)との対戦が予想される。
もちろん初戦から気の抜けない戦いが続くが、昨年叶わなかった「第1シード撃破」はラストサマーの大きな目標だ。
どこにも負けない堅い結束力で“最後の夏”を戦い抜く・・・
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