昨今のケアプランのニーズの表記は利用者のポジティブな意欲や希望に沿って「○○したい」と書くのが主流なんだとか。「ご飯は自分で食べたい」「歩いて外出できるようになりたい」「トイレで排泄できるようになりたい」…。
これらのニーズは解決すべき課題として優先順に並べられる。居宅の場合は、緊急性に伴ってサービスを使う場合が多いので、優先順位は明確かもしれない。しかし、施設の場合、生活全般におけるケアが入所と同時に始まるといった場合が大半なわけであるから、極度に状態が変化したということがなければ、「これが優先順位の1番」というように、ニーズを並べるなんてことができるのだろうかと思ってしまう。その方にとっては、どのニーズも生活の中で同時進行していくのだから…。
つまるところ、ケアプランの第1表にある「総合的な援助の方針」そのものが、施設でのケアプランになっていくと考えてよいのだろうか…。
これらのニーズは解決すべき課題として優先順に並べられる。居宅の場合は、緊急性に伴ってサービスを使う場合が多いので、優先順位は明確かもしれない。しかし、施設の場合、生活全般におけるケアが入所と同時に始まるといった場合が大半なわけであるから、極度に状態が変化したということがなければ、「これが優先順位の1番」というように、ニーズを並べるなんてことができるのだろうかと思ってしまう。その方にとっては、どのニーズも生活の中で同時進行していくのだから…。
つまるところ、ケアプランの第1表にある「総合的な援助の方針」そのものが、施設でのケアプランになっていくと考えてよいのだろうか…。