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「子ども・若者を戦場に送らない」発刊

2018-05-16 18:05:06 | 自費出版情報


2018年5月15日、京都退職教職員の会様が「子ども・若者を戦場に送らない」を発刊されました。

本書編纂にあたり編集委員会は次の三つの方針を設定し、京都府下全域に原稿募集を呼びかけ編集作業を進められました。
(一)残す=貴重な記録として残す。
(二)伝える=本書を普及することで次世代へ伝える。歴史認識を深め、平和を守る意識の高揚をはかる。
(三)広める=広く社会へ訴え、平和を求める運動に寄与する。

本書はⅠ・Ⅱ・Ⅲの三章で構成されています。各章の特徴は、
Ⅰ章「わたしたちの戦争体験」~子ども・学徒・教師・兵士として~
人権蹂躙、恐ろしい、残酷な、生々しい体験の数々が語られています。後世に残すべきこの戦争体験を語れる人々が少なくなってきました。今語っておかなくては…、今語ってもらわなくては…、そんな思いが重なる章です。
Ⅱ章「子どもたちとともに 平和を希求し平和を守る教育実践」
平和憲法を手にし、平和と民主主義の夜明けに人々が胸躍らせたのもつかの間、新たに反動の嵐が平和を危うくするようになります。この章に収められたのは、「教え子を再び戦場へ送らない」の旗の下に団結し、反動に抗して闘う教職員たちの記録、そして子どもたちとともに平和を学び合う宝のような教育実践の数々です。いずれも貴重な教育遺産として受け継がれることになるでしょう。
Ⅲ章「平和のねがいを次の世代へ」~子ども・若者を戦場へ送らない~
  治安維持法下、獄中で殺された教師倉岡愛穂への追悼に始まる章です。戦争のために亡くなった兄弟、家族、知人への哀惜の念深くして、戦争を憎み平和を祈念する数々の手記。平和運動に込められた思いを次の世代へ熱く語りかけます。

書名「子ども・若者を戦場へ送らない」について
お国のために戦場へ送り出された子ども、送り出した教師。悔恨と懺悔、苦悩と反省の末にスローガン「教え子を再び戦場へ送らない」は生まれました。この旗の下に戦後教職員たちは団結し反動と闘ってきました。それは日本の教職員たちの良心(・・)の(・)証(・)としての合言葉でした。今日、平和憲法が壊されようとする状況下にあって、このスローガンにこめられた覚悟と熱い想いを、教職員だけではなく、子どもを愛し平和を希求する日本中のすべての父母・国民と共有したいと思います。書名を「教え子をー」を下敷きに「子ども・若者を戦場へ送らない」とした所以です。教職員の合言葉から日本中の大人の合言葉へ、そんな願いを込めて制作されました。

B5判 242頁
価格は¥1,000(税込)
ご希望の方は弊社にご連絡を頂くか、下記メールにお問い合わせ下さい。
Eメール:kyotaikyo@nifty.com

 

 

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