天気の良い日に暗い話をします

　昨日の夕方のテレビで自殺者の事を特集していました。交通事故者は１万人を割って減少傾向にありますが、自殺者は今年は１００年の大不況を反映して増加すると思われます。心の病で自殺する人も沢山いますが、今年の自殺者は経済関係で息づまらくなり、増加するでしょう。
　自殺という行為は生の範疇に含まれます。自殺する前の気持ちとは、もう正常な神経の持ち主ではなくなっていると思います。うつ病や双極性障害（そううつ病といわれていました）の躁状態からうつ状態に変わるときの自殺が多いです。自分の命を自分で奪うのですから、正常な状態ではありません。
　残された家族のことや、会社関係、友人全てが頭の中から消えているでしょう。考えていることはただ今の状態がにっちもさっちもいかないから、死ぬしかないという考えで頭の中がいっぱいでしょう。しかし自殺者のその行為をする前に誰かに相談はしているようです。その相手がその人を自殺から救うか、決行させるかを決めるのでしょう。
　欧州の非常に高齢者に優遇された国での、高齢者の自殺率がとても高いです。人は満たされなくても、満たされすぎても死を選ぶのでしょうか？僕の担当患者が３名１週間で亡くなりました。３人とも摂食障害の拒食症でした。しばらくは僕も立ち上がれないほどのショックを受けました。白髪も１日で増えました。
　もしこれから自殺をしようと思っている方がいたら、連絡ください。周りでそのような、兆候が見られるという方も是非僕とコンタクトを取ってください。微力ですが少しは力になれると思います。
　今日は暗い話でごめんなさい。