秋はいい！金木犀

夏がやっと終わったと思ったら、さわやかな秋を素通りして、晩秋じゃないの。
今年は冬が早く来るのかしらねえ。そして居座るとか？
秋は一番いい季節なのに、楽しみにしていたのに、それを堪能できないとは悔しい。

それでも小道を歩けばそこかしこの庭で金木犀の香りが漂い
（香りに出会う度に歩みを止めて、その甘い香りを胸いっぱいに味わい、
ありがとうとささやきます）、
道端や藪ではマンジュシャゲが一斉に咲き誇っています。
これぞ秋の幕開けです。

さんまも栗も銀杏も大好きで欠かせない秋ですが、それだけでは不十分。
やっぱり香りが一番。やさしい幸せで私を包み込んでくれます。

庭があったら植えたいものの筆頭は金木犀と沈丁花なのですが、
世の中の人々も同じ想いのようで、庭の無い私にはとても嬉しくありがたいことです。