日本政府やメディアは、ロシア制裁を声高に叫んでいる。
ただ、よく考えて欲しい。
ロシアや中国という軍事超大国に対して、アメリカと同じように、敵対したければ、日本は、もっと強くならなければ、無理だということを。
近い将来、アメリカという、強い後ろ盾が消えたら、日本の安全など、確保できなくなる。
それを覚悟しなければ、何も始まらない。
日本が、強くなるには、とにかく憲法を改正して、軍事超大国を目指すしかない。
欧州と違って、極東には、NATOのように軍事同盟を結んでくれる国が無いのだから。
台湾だって、今回のロシアのウクライナ侵攻を見た以上、次の国政選挙は、どうなるか分からない。
日本対ロシア・中国・北朝鮮。
勝負にならない、1億玉砕だ。
それどころではない、日本は、膨大な軍事費をかけて、核武装をしなければ、北朝鮮にすら対抗できない。
軍事費だけではない。今でも、自衛隊員が足りないから、徴兵制も必要。
ただ、働き手の若者が、軍隊に取られたら、超老人大国の日本は、破綻に向けて、まっしぐらだ。
徴兵年齢を60歳にすれば、少しは何とかなるかもしれないが、士気はただ下がりだろう。
経済最優先でも、衰退が止まらない日本が、軍事に膨大な資金や人員を投入せざるを得なくなったら、もうお終い。
資源も無く、食糧も自給できない日本は、ロシアより、確実に貧しくなるだろう。
日本に明るい未来は無い。下手をしたら、第二次世界大戦前の軍国主義に逆戻りかもしれない。
しかし、それは、日本が自由と民主主義を希求し、ロシアや中国や北朝鮮と、敵対し続けることの代償。
「自由と民主主義の守護国、世界の警察」日本。
いい響きだ。
しかし、日本人は、本当に耐えられるのだろうか。いや、耐える必要があるのだろうか。