日本は、対ロシア制裁の影響で、これからエネルギーが不足するというのに、「原発再稼働」の話はない。
ロシアに対しても、メディアでは、「制裁で息の根を止めてやる」と言わんばかりの、強気の発言が目立つ。
それなのに、当のメディアでは、憲法改正や軍備増強、核武装の議論は、全く無し。
とにかく、米欧は、今回のウクライナ有事で、いっせいにヨーロッパ回帰。
最早、極東の日本なんて、捨て駒だろう。
それなのに、最近の日本は、ロシアばかりか、中国や北朝鮮、韓国との関係まで最悪の「四面楚歌」状態。
日本なんて、東京に、北朝鮮から、1発の核ミサイルを撃ち込まれたら、お終いかもしれないというのに。
とにかく、口先だけで、「力」が伴わない、今の日本。
本当に、「返り血を浴びても」、対ロシア制裁をする気があるのだろうか。
ないのなら、日本国憲法第9条の「戦争放棄という言い訳」を利用して、目立たないように、コッソリとやり過ごす、いつもの手しかないだろう。
これも、立派な外交戦略だからだ。
もしかしたら、「日本国憲法第9条」は、戦争犯罪国家に科した「人類史上最高の制裁」かもしれない。
この際、ロシアにも、厳しい制裁として「日本国憲法第9条」を科したらどうだろう。