Hiroshi Mukaide(向出博)Time Traveler

台湾の皆さんは よく考えた方がよい 中国の台湾侵攻に呼応して ロシアが 米軍と自衛隊に 攻撃を仕掛けてきたら 米軍も自衛隊も 防戦で手一杯となり 台湾支援どころではなくなるということを

 
日本が、台湾有事に組み込まれて、中国と戦う。
地獄のようなシナリオしか、考えられない。
 
アメリカが軍事介入して、中国の台湾侵攻を防げたとしても、在日米軍も自衛隊も、甚太な損害を被り、戦闘能力を失う。
 
日本の米軍基地、自衛隊基地ばかりでなく。
防衛省、警察庁、警視庁や、成田、羽田、関空などの民間飛行場、港湾施設、造船所、製鉄所、主要な橋梁、高速道路、原発を含めた発電所、石油備蓄基地、LNG貯蔵基地、主要船舶、貯水場、ダム、JRの主要幹線などのインフラは、破壊されるだろう。
最悪のシナリオは、日本人が大好きなアメリカが、「自由と民主主義」という自己都合を理由に、軍事介入をしないと宣言する場合だ。
そうなれば、日本が単独で、中国と戦うことになる。
まるで、ウクライナと同じ展開だ。
 
しかし、もっと最悪のシナリオがある。
 
ウクライナとロシアの戦争が継続して、アメリカが、軍事物資不足のため、軍事介入できないというケースだ。
 
アメリカを過大評価し過ぎる日本人には、信じられないかもしれないが。
 
GAFAMに代表される「ソフト経済」に舵を切ったアメリカは、昔のような、物量を誇る国家ではない。
ITに目を奪われて、30年以上見捨てられてきた、アメリカの重厚長大産業は、発展途上国レベル。
軍事物資の生産能力は、著しく劣化している。
 
そんなアメリカが、ウクライナ支援に加えて、「世界の工場」と言われる中国と、直接戦うなんて無理かもしれない。
 
実は、もっともっと最悪なシナリオもある。
 
中国の台湾侵攻に呼応して、ロシアが、米軍と自衛隊に対して、攻撃を仕掛けてくるというものだ。
 
そうなれば、米軍も自衛隊も、防戦で手一杯。
台湾支援どころではなくなる。
 
それどころか、中国、ロシア連合に、アメリカと日本は、敗北する可能性すらある。
 
このシナリオの場合、中国は、アメリカと交渉すればよいと判断し、初めから日本の首相官邸や国会議事堂、自民党本部、国会議員宿舎などをターゲットにするだろう。
 
さらに、財務省や日銀、証券取引所や経団連の主要企業の本社、主要メディアの本社及び施設などもターゲットにするだろう。
 
とにかく、日本を叩きまくって、厭戦気分を醸成する戦略だ。
 
中国とロシアが、手を結べは、日本の海上及び航空物流ルートは、一部を除いて利用できなくなる。
 
そうなれば、アメリカや西側諸国は、支援したくても、できない状況になり、日本はウクライナより悲惨になるだろう。
 
数年間に渡って、日本への海上及び航空物流が停滞すれば、間違いなく日本経済は破綻する。
 
日本の大企業は、本社機能を海外に移し、日本資本主義は終焉。
 
その頃までには、日本の要人や富裕層は、特別機を仕立てて、アメリカや欧州に逃げているだろう。
 
逃げる術のない庶民だけが、貧しい国家となった日本で、軍事教練の日々を送る。
 
考えたくもないが、日本人一人一人が、想像力を働かせて、台湾有事を想定しておかないと、地獄を見ることになる。
 
そもそも、ウクライナ支援で手一杯の西側諸国。
遠く離れた極東での戦争は、アメリカと日本任せになる。
 
そこで、もしアメリカと日本が、中国の台湾侵攻を止められなければ、西側諸国は、ウクライナ支援どころではなくなり、大パニック。
 
そうなれば、孤立無援となった日本は、お終いだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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コメント一覧

items
いつも鋭い推測に感嘆しております。

私も、
台湾有事の際は、


>最悪のシナリオは、日本人が大好きなアメリカが、「自由と民主主義」という自己都合を理由に、軍事介入をしないと宣言する場合だ。そうなれば、日本が単独で、中国と戦うことになる。

よくても、こうなるような予感がします。いずれにしろ、日本国は衰退の方向に向かうでしょうね。

引き続き宜しくお願いいたします☆
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