森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

北本氷川神社

2010年12月12日 | 空色の休日 2010 

高尾さくら公園を少し東へ行くと、高尾鎮座の「北本氷川神社」となります。


平安時代前期に創建されたという由緒のある神社で、お宮参りや自動車清祓で近隣の市町村からも広く崇敬されています。


御朱印をいただきました。


氷川神社
    所在地 北本市大字高尾字宮岡一〇七七番地
 氷川神社の祭神は、素盞嗚尊(スサノヲノミコト=氷川さま)、市杵嶋姫命(イチキシマヒメミコト=弁天さま) 、大雷命(オホイカヅチノミコト=雷電さま) 、誉田別命(ホムダワケノミコト=八幡さま) 、大物主命(オホモノヌシノミコト=金比羅さま) 、菅原道真公(スガハラミチザネコウ=天神さま)である。
 貞観十一年(八六九)十月十八日の創建とされ、高尾村、荒井村、北袋村、石戸宿村、下石戸上村他の鎮守としたと言う。また、境内には厳島神社も祭られている。
 昔、御手洗川のほとりに御神木といわれた幹周り二丈五尺余(約八メートル)もある杉の大木があり、この杉より龍が昇天したと伝えられる。元禄十四年(一七〇一)十月二日の大風でこの御神木は根元より吹き倒されたため、これを惜しんだ氏子たちが、その跡を掘り上げて島を造り、社を建てたのが厳島神社の起こりと言われている。
 厳島神社の御神体の尊像は、宝暦六年(一七五六)江戸神田新銀町中島久四郎という者が弁財天のおつげにより、この地を訪れ奉安したものといい、現在の石橋、石段もそのとき奉納したものといわれている。
 明治以降は養蚕の守護神として参拝されるようになった。
 なお、氷川神社の祭事は、春祭四月十八日、例祭七月十八日、秋祭十月十八日に行われている。
    昭和六二年三月   埼玉県 北本市



隣接する「厳島弁財天」には、池への石段を下りて参拝します。


厳島弁財天の南は、旧荒井村の村社「須賀神社」となります。


須賀神社
    所在地 北本市大字荒井
 須賀神社は、天正年間(一五七三~一五九一)の勧請と伝えられ、「荒井の天王様」とも呼ばれている。
 明治六年四月、荒井村村社に列せられ、大正年間には、村社の浅間社・橿城神社(きょうじょうじんじゃ)・神明社等を合祀しており、祭神は、素盞嗚尊(すさのうのみこと)の他・木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)・倉稲魂命等(うかのみたまのみこと)が祭られている。
 祭事は、節分祭(二月三日)・夏祭(七月一四日~十六日)・冬至祭(十二月二二日)で、特に夏祭は、御輿・山車が出て盛大に行われる。
    昭和六一年三月  埼玉県 北本市

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